寒気(エッセイ)
昨夜、風呂に入っていると寒気に襲われて、汗をかいていないことに気づいた。震えながら急いで身体を拭き、布団に入ったところで胃が落ち着かないことに気づいた。仕方なくトイレに戻り、内容物を吐き出すと食道が痛んだ。
目覚めると身体が痛くて起き上がれなかった。最初は意思の力で布団から出ようと試みるけれど、すぐにぬくもりに入り直してしまい、身体が休みたがっているのならば仕方ないと諦めて寝直した。気づけば体温計を脇に挟んでいて、音が鳴ると少し熱があった。
「ことばの学校」最終回は雑談回で、重要とそうでないものが無軌道に喋られていった。後半の質問コーナーが伸びて、11時を回っても終わる気配がない。人間にはそれぞれ型があって、そこから大きく逸れることはできないのかもしれない。今年の日記を振り返ってもよい。