見出し画像

日記をはじめたころ 2024/09/26

昨夜、昔の友達から久しぶりのLINEが届いて、いよいよ金の無心かと警戒しながら返信すると、noteを始めたという報告だった。私の投稿を読んで書き始めることにしたらしい。ありがたいことだ。

私が日記を書き始めたのは、池内晶子さんという美術家の個展を訪れて、日々1枚ずつ描かれるドローイングを見たのがきっかけだった。その日記代わりのドローイングには、抽象的な色や形が画用紙に簡単に描かれていた。それを見た私は「私にもできそう」と直感して、その晩から筆を取った。

いつ辞めても、いつサボっても構わないというルールで開始した日記が、かれこれ2年半以上続いている。「続けて」いるというより、「続いて」いるといったほうが正しい。苦労しなかったわけでもないが。

旧友には、言葉以外にも表現方法はたくさんあるので継続できるものを見つけるのがよいと返信したが、せっかくならnoteを続けるのが良かろう。伴走者がいるほうが継続できる気がするし(私も当初はほかの日記に励まさていた。)

最後にひとつだけ言えば、日記は書いても何者にもなれないことが長所のひとつだろう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?