大晦日(エッセイ)
今朝は8時頃に起きて、朝食を食べて寝直し、11時過ぎに起き直した。シャワーは浴びずに服を着替えて家を発つ。駅前のコンビニで印刷した年賀状を喫茶店で書いた。
家に帰ると昼食のカレーがあった。母はスパイスに凝り始めたようで、母の手料理にしては珍しく不味かった。食べ終えてまた1時間ほど寝て、いまは布団にくるまって日記を書いている。
家の中に自分以外の音が鳴る。台所から物音や足音が聞こえる。慰みに点いているテレビの声が大きい。けれど一人になりたいわけでもない。実家の布団は埃っぽかったが、厚くて暖かかった。