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スランプの朝、眠気の仕事終わり(エッセイ)

ああ、スランプだ。完全にスランプだ。スランプって美味しいの?全然美味しくない。うげっ。筆が進まない。白紙のメモ帳を睨みつづけている。

先週、自分でも上手く書けたと思う日があった。内容は簡素でまとまりがあって、反響もよかった。筆力も上がってきたのかと若干自信にもなった。

しかしその日から、自分の中に高いハードルができてしまった。何を書いてもつまらなく感じてしまう。「コレ、オモシロイノ?」という囁きが聞こえて、フッと醒めてしまう。

執筆のフォームが崩れてしまった。高い壁にぶつかってしまった。よくないよくない。一度の成功体験を実力だと勘違いしてしまうのは自惚れである。自分を見失っている。





仕事が終わった。6:58発の各駅停車は空いていて、隅の席に座った。頭が疲労感でくらくらしている。眠ってしまいそう。このところは業務が多い。一日がめまぐるしく、あっという間に終わる。ストレスも多かった。

筆の調子というのは、たくさんの外部要因に影響される。それは仕事や体調であったり、天候だったりする。毎日noteを書いていても、同じ条件で書くことは無い。状況に適応するしかないのだ。粘りも必要だし、諦めも必要だ。自分に言い聞かせる。

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