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『ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?』 2024/04/28

着替えながらウェザーニュースを開くと最高気温が29度で、クローゼットに一着だけさがっていた半袖のシャツを着る。メモ帳に「衣替え」と控えて電車に乗った。

国立西洋美術館の『ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?』展は、収蔵品が贅沢に展示に活かされていて、充実の展覧会だった。弓指寛治さんの山谷をテーマにした展示がとてもよかった。館内は隅々まで冷房が効いていて、半袖で来たのは失敗だった。

松方コレクション/美術館制度/上野、といった題材から作品が立ち上がっていて、サンプリングのようだった。歴史に立ちかえるとはネタ元を探すことなのだと、今度友達に話してあげようと思った。

御徒町まで歩いて、GUでセール品のシアーシャツを購入した。試着室の列を整理していた店員が韓国人で、「少々お待ちくだぁさい!」と素っ頓狂なイントネーションで案内していた。親切な人に恵まれてほしい。

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