ハンマー　2024/09/24

やっと冷房をつけずに過ごせると窓を全開にして寝たら、寒さで目が覚めた。なかなか布団から出られない。身体の芯が冷えていて、シャワーの後に白湯を飲んだ。長袖のインナーを着て家を出た。

今日は展覧会の前日準備だった。10時頃に会場に到着すると、ギャラリースタッフのTさんが既に腰掛けていた。Tさんの調子のいい自慢話を聞くのも1年ぶりだ。朝食を食べながら相槌を打っていると電話がきて、すぐに作品が到着した。

上司と二人一組で飾りつけしている途中。私が額を支えて上司が壁のフックに釘を打ちつけていると、上司がハンマーを手渡してきた。私は額を置いてハンマーを受け取りながらふと、このハンマーで禿げた後頭部を叩けば上司を殺せるだろうと思ったが、上司が手を差し出してきたのでハンマーを返すと、今度は上司が私を殺せるのかと気付いた。

結局休憩も取らずに7時間ほどぶっ通しで作業して、やっと準備が終了した。帰りの電車でInstagramに設営の様子を投稿すると、上司から消せと電話で怒られた。家に帰るとGRAPEVINEの会報が届いていて風呂で目を通した。風呂から上がるとLINEの通知が溜まっていたが、明日返すことにする。