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見ることと見られること(エッセイ)
東京国立近代美術館で大竹伸朗展を観てきた。日曜午後の混雑している時間帯に当たってしまい、人の群れに疲れてしまった。会場は動線がはっきりしておらず、何度か身体をぶつけられた。カオティックな人混みの中で、膨大な量のコラージュを浴びるように観て、疲れてしまった。
美術館に来る客には、個性的(風)な服装の者が多い。センスを見せたいという自意識を感じる。美術を観るなんて普通のことなのに。見ることと見られることは等価なのだろう。
京橋から東京駅まで彼女と歩き、中央線に乗って彼女の家に帰宅した。今日は気持ちが疲れていて、なんとなく会話が弱気になってしまった。彼女の歩くペースが速くて、少し遅くしてほしいと頼んだ。暫くは寒い日が続きそうだ。