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軽さ(エッセイ)

体調を崩して、2月末まで会社を休暇を取っている。働き続けられなくなった理由を、ゆっくりとでも考えてみないといけない。継続的に働くためのシステムの何処かに無理があった。それは考え方なのか、物理的な身体面でなのか。

歳をとると人間は軽くなる。それは落語でも同じことだ。印刷した台本に軽く目を通しながら、そんなことを思った。「軽い芸」のように働くには、どうしたらよいのだろう。なかなか考えが前に進まない。

この頃は日記を書く筆が重い。一日を振り返る気になれないというのは、自信がないということだろうか。考えないようにするということは難しいけれど、どうにかして実現しないといけない。軽くなるためには、重石を捨てなければならない。

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