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【予告】第5回 カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』【読書会】

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書き手がひらく読書会です

主催者略歴

名前:風待葵(かぜまち・あおい)
性別:女性
年代:20代後半

大学時代は文芸創作を学び、小説を書いていました。現在も執筆活動をつづけています。小説をはじめ、文学作品を読むのも大好きです。

イベント詳細(2月22日 10:30〜)

  • 日時:2月22日(土) 10:30〜12:00

  • 開催場所:未定

  • 募集人数:5名(最少催行人数2名)

  • 会費:1000円(場所代、茶菓代として)

  • 持ち物:課題図書、必要な方はペン、メモ

会費はイベント当日に集金します。現金の場合はお釣りの出ないようお願いします。paypayでの送金も承ります。

※おことわり※
・ビジネス、宗教、政治などの勧誘はおやめください。
・他の参加者の方のご迷惑になる行為はおやめください。・他の参加者の方のご迷惑になる行為はおやめください。会の進行が困難な場合、ご退出いただきます。
・キャンセルされる場合は事前にご連絡ください。イベント3日前以降及び無断キャンセルの場合は、参加費全額を申し受けます。

課題作品について

何をいつ教えるかって、全部計算されてたんじゃないかな。保護官がさ、ヘールシャムでのおれたちの成長をじっと見てて、何か新しいことを教えるときは、ほんとに理解できるようになる少し前に教えるんだよ。

カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』ハヤカワepi文庫 p.129

カズオ・イシグロは、日本とイギリス、ふたつの国にルーツをもつ作家です。2017年にノーベル文学賞を受賞しています。本作はSF小説ですが、そのジャンルにとどまらない作品であることから、取り上げました。

物語は主人公・キャシーの独白で進みます。特殊な設定でありながら、少年少女時代から青年期にいたるまでの悩みや、生きることの苦しみなど、普遍的なテーマに貫かれた作品です。

優秀な介護人キャシー・Hは「提供者」と呼ばれる人々の世話をしている。生まれ育った施設へールシャムの親友トミーやルースも「提供者」だった。キャシーは施設での奇妙な日々に思いをめぐらす。図画工作に力を入れた授業、毎週の健康診断、保護官と呼ばれる教師たちのぎこちない態度……。彼女の回想はヘールシャムの残酷な真実を明かしていく。

Amazon商品ページより

ハヤカワepi文庫から出版されています。
電子、単行本、文庫本などは問いませんので、当日までにお読みの上ご参加ください。
ご持参いただければ、図書館で借りたものでも構いません。

こんな場所です

みんなで同じ文学作品を読みます

現代の純文学や文豪の作品から課題図書を取り上げます。
文豪の作品は短編〜中編から選びます。
現代文学は文庫化されているものを優先します。

事前に読んできていただき、感想や疑問などをみんなで話します。

素直な感想や疑問を話し合います

  • 「主人公はどうしてこう思ったのかな?」

  • 「なんだか、この文章が妙に好き」

  • 「この人物、苦手だな……」

このような、素直な感想を大事にします。

いままでに何を読んできたか、何冊読んできたかなどは問いません。
「いい感想を言わなきゃ!」「少しでも学びを得ないと!」など、必要以上に頑張る必要もありません。

疑問点やお気に入りポイントを持ち寄り、みんなで考える時間にしましょう。

安心して話せるよう、お約束を設けます

永井玲衣さんの哲学対話を参考に、安心して話せるよう、お約束を設けます。

  • 話を遮らない。最後まで聴く

  • ほかの方の感想を否定しない

  • 批評家や知識人など、偉い人の話を引用しない

読書会では「その場限りのニックネーム」で呼び合います。
例:そば派なので「そば」、ボーダーの服を着ているので「ボーダー」

本名やお仕事、趣味、これまでの読書についてなどは、お話しいただかなくても大丈夫です。

以下の記事で、読書会の進め方やお約束についてまとめています。検討されるときの参考になれば嬉しいです。


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