見出し画像

目覚め

目覚め

人間とは不思議なものだ 
手足を切断されても
その人はまだ
手足があるものだと想っている

逆に体の自由を奪われた人は
時間が経つにつれて
これが当たり前だと想い込む

どちらも
錯覚がなせる技に違いないのだが

しかし脳の自動制御装置と抑圧意識が
その人の考え方を
環境に慣らしていく方が
理屈に合っているみたいだ

僕はこの現象を
「目覚め」と解釈したい
そうでないと
障害者は障害者で終わってしまうから

普通人には味わうことができない
この感覚は 
「故障」ではなく「目覚め」なのだ

屁理屈だと思われたっていい
そーゆー人間に僕は
「人間性のない人」と呼ぶまでだ

障害者よ! 
立ち上がれ! 
今こそ目覚めるんだ!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?