闘争
闘争
そんな理由でなぜ人は争わねばならぬのか
幼き頃の僕のため息
何も知らない君に何が分かる
生きているから生きる為だから
でも人間は一人きりでは生きられない
幼き頃の僕のため息
それは君がまだ1人で
君自身の力で歩いたことがないからさ
大人はみんなそう言うね
決めつけるんだね
幼き頃の僕が嘆く
理想は現実に嫌われる
まやかし偽り蜃気楼が描く都会の象徴
些細な理由で人は争う
自由と束縛をまるで楽しむかのように
アメジスト呪いの祝福
真実 錯角 黒い者 白い者
居直り 後悔 通りすがりの義侠心
本当はほんの少し
勇気がないだけなのに
幼き頃の僕が言う
人は皆幼なき時代に蓋をして誰にも見られないようにそっとしまい
争いに負けた時
帰る場所としてとっておく
だから君はまだ僕に話しかけないで欲しいんだ さようなら
幼き頃の僕が悲しく微笑んだ
でもいつでも困ったときに呼んで欲しい
すぐ逢いに行くよ その時は
争いのなくなる世界
本当に来るのだろうか
憎しみ悲しみを愛は癒すことができるのだろうか
昔から何も変わっていないのに
何も解決してないのに
外から見れば素晴らしい認めるよ
でも何も変わっていない
見えすいた嘘を わかりきったことまでを 人は再確認しようとする
いつの日か 幼き頃の僕に逢いにに行こう
そして何かを得たいと思う
争いのなくなるその日の為に
すべての人々が分かり合えるその日のために
そしてのちの世代に伝えるために
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