涙の為に

涙の為に

涙が目をかすむ 
ガラスの破片が
心を研ぎすます代わりに 
僕の目に入ってきた

何が辛くて 何が寂しいの
君をここまで追いやったもの

何に夢を託し 何に心奪われた 
昔の君にはもう戻れない

涙が目をかすむ 割れたミラーが
今の自分を見たくなって
そのまま僕はうつむいていた

何が起こったの 何がもう済んだこと 君は何も言わないで
「このままでいい…」

何に必死になり
何にぶつかって倒れたの
今の君には輝きが必要

もう一度起き上がってごらん
もう一度歩いてごらん

誰かが君を見ていてくれる
誰かが君を待っている

決して遅くはないんだよ
涙はとっておきの為にしまっておこう

僕は永遠に見ていてあげる