狂信
狂信
その時 私は感傷のさなかにいた
死を肯定させる 唯一の美学
あらゆる足跡をたどると
思い込みの弱点にぶつかる
知り過ぎた者だけに送られる
不敵な笑み
盲目的な危険思想
気づかないが故の虚無
では私はいつか見たであろう
虚栄の残骸に拍手と乾杯
あらゆる信仰に
闇色の光とおそらく暗示を混ぜ合わせると
洗脳の出来上がり
ただ1つ
私を救える方法があるならば
そこから動かぬ事だ
時間を稼ぎ
ただひたすら待つことに専念する
忘却の彼方から
それはやってくるであろう
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