生きがいと苦悩
生きがいと苦悩
とりとめのない話に夢中の彼は
ついに世界は自分のものと言い出した
つかみどころのない無限の事は
僕も同じこと
無限のテープが用意されて
生きがいの選択
闇雲に突っ走ると
迷い人の招待を受ける
ところで 夢中の彼は
生きがいを見失ったのだろうか?
人類の幸せのために生きる
そうしないと大半の人は
己の小さな罪悪を
ことのほか成長させてしまい
自信のない理性では
かばいきれなくなってしまう
彼は極論から入った
しかも自己保存を前提に
自分の悪をさらけ出す
彼は最も自分を不利にして
最も聞く側に優越を与えて
それでいて苦悩を克服する
最も近い道を選んだ
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