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【感想】メイドインアビス/1話/羅針盤は闇を指した

メイドインアビスの2期にあたる烈日の黄金郷について感想を書いていきたいと思う。

①感動したところ

世界観の緻密さ

一期から視聴してますが、非常に作り込まれた世界観と、登場人物や生き物たちのそれぞれの個性の違いなどに意識を気を配る作者のクリエイト魂が純粋に凄いと思った。

海は海でも表面と深海の描写が違ったりするのも面白くて、こだわりの強さを感じる。そのため、ストーリーとして見るのはもちろんのこと、背景や構図、生き物などに視点を置いてみるのも作品を楽しむのにいいと思った。

②作画

キャラクターはデフォルメデザイン

キャラクターデザインは原作に沿っているので基本的には可愛らしい顔をしていて、成人の人でも子供のように見える。

ただグロテスクな場面や恐ろしい場面での表現は惜しまずに、結構リアルに描いているのはなかなかギャップがあってこれはこれで見応えがあると思った。基本的に嘔吐物などの描写はアニメでは直接映したりすることは少ないとは思うが、それをそのまま出してしまうあたり、生々しさとか惨さがそのまま伝わるのでかなりメンタルにくるが、つい見入ってしまう。さすがにリコがトイレをするシーンは遠目からレグとナナチが話しているシーンにはなっていた。近日出るゲームがZ指定なのも正直頷ける。

③思ったこと

冒険中に流れるBGMに関しては、あまり聞き馴染みのないメイドインアビスならではの曲が流れるので、耳を澄まして聞いてしまう。しかしストーリーにも意識を持っていかないと話が進んでどんどん置いてきぼりになるので注意が必要。

今回1話を見て思ったことだが、なんか時間の進み遅くない?と思った。というのも、冒頭から最後まで情報量がかなり多かったので、咀嚼するまでにかなり時間を要する。23分という限られた時間の中でここまで情報を入れることが出来るのは凄いと思った。途中で「なんか長いな。最初は45分あるのか?」と思って一度確認したほどだった。また、時間軸の違うグループのそれぞれのシーンが流れていくので「あれ?そっちのグループはどうなったんだろ?」という続きが見たい感覚が残る。

最初なので表面的なことしか言ってない気もするが、これからどんなふうに展開していくのか非常に楽しみな作品である。


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