イシューからはじめられらない...のはなぜ?実践の壁と解くべき課題
こちらはプロダクトづくりのための挑戦とその成功・失敗談を綴るアドベントカレンダー powered by プロダクト筋トレ Advent Calendar 2022の、12月23日の記事です。
2022年にプロダクト筋トレコミュニティで実施した「イシューからはじめよ 再読&対話会」について書いてみようと思います!
イシューからはじめられない…のはなぜ?
「イシューからはじめよ」は読んだ。イシューからはじめることが大事だと知っている。それなのに、なぜイシューからはじめられないのか?
いわずと知れた名著ですが、実際にプロダクト開発の現場で「イシューからはじめる、を実践できているか?」と問われると、モゴモゴしてしまう方が多いのではないかと思います。
そこにはきっと、プロダクトマネージャーのみなさんが「解くべき課題(イシュー)」があるに違いない…ということで、読書会を企画しました!
再読&対話会のアジェンダ
今回は1章づつ読んでいくタイプの輪読会ではなく、すでに読んでいる前提での再読&対話会という形式で開催。実践的な知恵や事例を持ち寄りディスカッションすることを目的として、アジェンダを設計しています。
書籍の全体俯瞰から「実践の壁」を発見する
miroの俯瞰はこんな感じ↓
右側のエリアにあるマインドマップは「イシューからはじめよ」の目次&概要をざっくり可視化したものです。
「イシューからはじめよ」には「解くべき課題(イシュー)を特定することが重要」と記されています。対話会では、マインドマップを眺めながら、参加者が付箋を貼った部分にフォーカスして、まず「実戦の壁」を抽出するところから始めました。そして「解くべき課題」を定義し「解決のアイデア」を出していく、というプロセスで進行。
解くべき課題と解決のアイデア
さまざまな観点から「解くべき課題(イシュー)」が抽出されましたが、全てを同時に解決しようとすると…「犬の道」に迷い込みますね🐶
みなさんのチームが「いま本当に答えを出さなくてはならない課題(イシュー)」はこの中にありますか?
なぜ世の中にはイシュー度が低い課題ばかりが多いのか?
対話会も終わりに差し掛かった頃、参加者のひとりから、こんな問いが投じられました。時間切れのため宿題となり、数名のチャレンジャーが付箋で回答しています。
問いを放った方からの答えは、まだ提示されていません。みなさんもぜひ、考えて、答えてみてくださいね!miroはこちら↓です。
おまけ:「あたらしい読書会」の仮説検証
プロダクト筋トレではさまざまな形式の読書会が実施されており、読書会の形式までも仮説検証の対象となっている節があります。
今回やってみた「再読&対話会」の仮説はこんな感じ↓
実際、質量ともに90分とは思えない充実感がありました。
次はどんな本で企画しようかなー。リクエストもお待ちしております!
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