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【旅日記】鬼ヶ島に行った話
2月のことですが、鬼ヶ島に行きました。
鬼ヶ島といえば、「桃太郎」のお話で出てくる、その鬼ヶ島です。
桃太郎といえば岡山県吉備地方が有名ですし、吉備団子は岡山の名物です。
そして、桃太郎伝説の元となった吉備津彦命を祀っているのが吉備津神社で、こちらはとても有名な神社でもあります。また、近くには鬼ノ城というお城もあり、ここが鬼ヶ島のモデルではないかという説もあります。
ですが、私が訪れた鬼ヶ島はそこではありません。
れっきとした海に浮かぶ島です。
場所は岡山市から30-40キロほど離れた瀬戸内海にあり、香川県高松市に位置します。というか、高松からフェリーでほんの20分ほどのところに位置しています。
島の正式な名前は「女木島」といいますが、この島の中央部にある鷲ヶ峰の山中にある巨大な洞窟に鬼が住んでいたという言い伝えから、別名保「鬼ヶ島」呼ばれています。
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今ではこの洞窟を観光用に開放していて、洞窟の入口や中には鬼たちや桃太郎が展示されていて、桃太郎伝説を体感することができます。この洞窟は紀元前100年くらいに掘られたものではないかということで、もしかしたら昔は本当に鬼が住んでいたのかもしれません。
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さて、鬼ヶ島への行き方ですが、高松港から女木島・男木島ゆきのフェリーで、女木島で降りればOK。高松港は、駅から広場を抜けたところすぐですし、フェリーも穏やかな瀬戸内海を20分乗るだけですので、ほんとすぐです。フェリーは一日6便(往復)なので、帰りの時間は確認しておくほうがいいでしょう。
鬼ヶ島洞窟へはフェリーの船着場から連絡バスがフェリーに合わせて出ています。こちらも帰りの時刻が決まっているので確認が必要です。島内はフェリー乗り場に食堂があるほか、いくつか飲食店があるので食事もできます。メニューも鬼カレーとか工夫を凝らしています。
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夏は、海水浴場が開設されて民宿や海の家なども営業するようです。
海水浴場となる海岸からは高松市のビルを遠くに臨むことができます。回数浴場の向こうにビルが見えるというのは、ちょっと不思議な感覚でした。