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【兎草子】韓国で「殿、ご乱心」(24/12/6)

韓国が大変なことになっています。

左派政権時代にメチャクチャにした日韓関係を正常化してきたユン大統領がまさかのご乱心。
「殿、ご乱心」
これ以上の表現が見当たらないほどです。

与党も守りきれないと判断したのか、愛想をつかしたのか、どうも弾劾される方向に進みそう。大統領選挙となれば、野党候補が勝つでしょうから、再び日韓関係、米韓関係は悪い方向に倒れそうです。

トランプ大統領の持論である同盟国による米軍駐留費用増額を拒めば、トランプ氏は本気で韓国の駐留を削減するかもしれません。そうなると北朝鮮が強きになるかもしれないですし、東アジアのミリタリーバランスが崩れると、台湾リスクも増大しそうです。

ヨーロッパもフランスで62年ぶりの内閣不信任が決議され、内閣総辞職となりました。ドイツも内政が不安定になってきています。
トランプ氏が米国によるウクライナ支援をやめたり、NATOへの関与を削減したりすると、ウクライナはロシアとの戦いを継続できなくなりそうですし、それに味を占めたロシアが増長して、欧州が一気に不安定化する可能性もあります。

結局自国だけ第一主義というのは、全てを不安定にする元凶ですね。


国内は海外の状況など知らんかのように、臨時国会が始まりました。
衆議院で過半数を握れていない与党ですから、自民党は自分の主張を押し通すだけの国会答弁は許されない状況になっているためか、石破総理の答弁は時に石破さん本人の個性を生かしたなかなか味のあるものとなっています。そう、自民党論理が通らないので、国会論戦では、党の理屈に全て従わなくてもいいという状態なんですね。

政治改革では、企業団体献金については自民党の主張に沿った答弁ですが、透明性を確保するのが大事だというのは石破さん自身の主張のようにも感じました。
また、夫婦別姓に関しても、「国会でよく議論すべき」「放置は許されない」というのは、石破さん自身のお考えなんだろうと感じます。

そういう意味では、国会中継もたまに見ると面白いのかなと思ったりしているところです。
けれど、質問者は誰ひとり国際情勢については言及しませんねぇ。(してたけど、メディアが無視してるのかな)


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