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【旅日記】那覇滞在記

以下からの続きです。


那覇の前に石垣でちんすこう購入

午前中の高速船で小浜島から石垣島へ渡り、まずは再び石垣市公設市場へ。
ここでどうしても買って帰りたかったものがあるから。それは、ちんすこうのレアキャラにして私の愛する「南国のココナッツちんすこう」です。石垣島の宮城菓子店が製造・販売している商品で、同菓子店の「石垣の塩ちんすこう」はどこの土産物屋にも置いてあるのに、この子ココナッツちんすこうは置いてある店が大変限られるのです。
あとで宮城菓子店が石垣空港に店を出していたことを知りましたが、とにかく確実に手に入れるためには公設市場の二階の物産販売に行くのが確実なのでした。
ちなみに、那覇ではまず見たことがありません。「ちんすこう専門店」をうたっている土産物屋にもありません。昔一度だけどこかで見かけた記憶があるのですが、どこだったか思い出せません。

買うものを買ってしまうと、時間が余ります。
仕方がないので、再び公設市場の一回食堂でまったりタイム。
そのうちに空港に向かう時間になったので、バスターミナルへ。空港から市内にくるときは順調に走ったのでバスにしたのですが、空港に向かうバスは途中での乗降が激しくて時間がかかり、所定30分のところ45分近くかかってしまい、空港での余裕がなくなってしまいました。タクシーにすればよかったか。いや、まったりせず一本前のバスに乗ればよかったですね。

石垣空港では国内最南端のスタバを試そうかと思っていたのですが、混雑していてそんなのは無理そう。とりあえずお昼ごはんのソーキそばだけは多少並んで食べることに。

石垣空港の八重山そばのお店「やいま村」

荷物検査を終えると、もう搭乗開始時刻まではわずかでした。
それにしても、人の多い石垣空港はびっくりです。

昔の旧空港はターミナルビルがとても狭かったので、いつでも人がわさわさしている感じでしたが、今のターミナルビルは相当広くなったのにねー。
石垣島人気恐るべしです。

ゆいレールの延長区間に乗る

那覇にはほぼ定刻到着。
ふだんはゆいレールで市内まで移動することが多いですが、今回はキャリーがあり、ゆいレールの駅からホテルまで10分ほどかかるのでタクシーです。

タクシーは空港を出ると新しくできたトンネルへ。
那覇港の湾口の下に新たに掘られた海底道路で、地上に上がると今度は橋で那覇の海水浴場「波の上ビーチ」を跨いで、一気に市街近くへ到着します。北谷方面に通じる幹線道路と交差してまっすぐ進むと、もう県庁前、つまり国際通りの端に達します。ここまで10分強とはほんと速い。ゆいレールがとても敵いません。

今回の那覇での宿は、ホテルコレクティブ。
とにかく、利便性と快適性第一で選択しましたが、大正解でした。

国際通りに面したホテルコレクティブ

チェックインしても、まだ15時半。
相方はしばらく休むとのことでしたので、私はその間ゆいレールの延長区間の初乗りへ向かいます。

国際通りを歩いて、目視でいろいろチェックしながら牧志駅まで行き、そこからてだこ浦西駅ゆきに乗車。ゆいレールは既存の区間もおもろまちから首里までの間のアップダウン区間はなかなか楽しいものでしたが、首里から先もまた同様でした。

アップダウンとカーブが激しいゆいレール
道路はトンネルでもゆいレールは山を越えて


そして、最後は地下に入るのかと思いきや、トンネルを抜けると高架となって終点のてだこ浦西に到着。道路上ではなく、まるで郊外鉄道の駅らしい雰囲気です。何もないところに駅を作ったのか、駅前はバスターミナルが作れる広さで、駅近にはイオン系のスーパーがあるだけ。ちょうど駅前マンションが建設中でした。
10年後、20年後どのように発展しているのか楽しみです。

てだこ浦西駅

帰りは県庁前駅まで乗ってみて、国際通りの残り半分を歩いて、やはり目視チェックします。目視チェックは、那覇市内が10年ぶりなので、自分の記憶とか覚えていた店とかの存廃確認です。

ホテルに帰るといい頃合いになったので、相方を連れて夕食を兼ねた散策に出撃です。
とりあえずは、四条通をひやかしながら、新しくなった那覇市牧志公設市場へ。建物は新しくなりましたが、内部は以前の雰囲気を継承しているようで嬉しくなりました。ただ、市場の周囲で商売していたおばあはもういなくなっちゃったんですかね。それだけが残念です。

那覇市第一牧志公設市場

公設市場の裏手あたりの通りの飲食店をチェックしながらしばらくその辺りをうろうろして、結局適当な店を2軒はしごして夕食にしました。
外のテーブルはこの季節少し寒かったです笑。

壺屋やちむん通りで焼物探し

2日目は、チェックアウトして荷物を預けてから11時すぎに活動開始。
まずは壺屋やちむん通りへ。

今回の旅の目的の一つにやちむんの食器を買うことがありました。
本当は窯元のある「やちむんの里」まで行くといいのですが、時間がかかりますし(レンタカー代も勿体無い)、那覇の壺屋やちむん通りもそれなりに数があるので、ある程度お目当てのものを見つけられるだろうと踏みました。

我が家の食器は、大したもの使っていないのですが、そこそこちゃんとした焼物を買うときは概ね「やちむん」と「萩焼」で揃えています。

お店を一軒一軒見て行くのは、楽しいのですが、けっこう疲れますよね。
ひととおり見てから、目星をつけたお店で13点ほどまとめてお買い上げしました。あっ、買い上げたのは相方ですが。
さすがに持って帰れないので、宅配をお願いしました。しっかり梱包もお願いした方が確実・安心ですし。年内は難しいかなとも思ったのですが、幸い大晦日に届いて正月の器として間に合いました。

やちむんのいいところは、本土の焼物の産地と比べると、手作りのそれなりのものが手頃な値段で買えるということが一番大きいです。
萩焼とか、たまに買いますけど、味があるものはやはり高いですね。人間国宝級もしくはそれに準じるような人が多いからかもしれませんが。

壺屋やちむん通りの入り口の案内図

そして、やちむんは伝統的なデザインもありますが、けっこうモダンな色合いのものも多く、カラフルなのがいいです。欠点は、厚いので重いことですね。皿数枚とか荷物に加えたくないですから。

そのあとは、お土産の買い足しをしながら、最後に「ぜんざい」をいただいて、荷物をピックアップして空港へ。帰りも空港までは15分でした。

帰りの羽田ゆきの便は、今年の旅の締めくくりとしてファーストクラスにしました。私も今年初めて体験したのですが、予想外によかったので、相方にも体験させたいと思ったこともあります。

那覇空港はファーストラウンジも備えているので、搭乗前からいつもよりゆったりできました。
そして搭乗。シートベルト着用サインが消えると食事が出てきます。この日のメインは鹿児島黒豚を使ったクリーム煮。美味しい料理でした。相方はスパークリングワインと白ワインをいただいてご機嫌になり、そのまま寝入ってしまいました。那覇から東京は2時間なので食事をしていると本当にあっという間です。
できれば、羽田ー石垣線にファーストクラスを導入してくれないかなぁ。

ファーストクラスの食事


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