【解呪】免罪符としての特別
自分の中の呪いを解くための散文。特定の個人に対するメッセージではありません。また、文中のエピソードも最近のものとは限りません。
人間は、名前を与え、その外形を規定することで内にあるものを捉えようとする。というより、そうすることでしか、何かを確固たるものとして感じ、認識することはできないのかもしれない。
「本質」といって、あるものを言葉で描写したとて、二次元のシステムで3次元以上のものの重心を捉えられるわけもなく、結局、どれだけ力を尽くしても、精々その外形の枠が小さくなるだけ