密かに棚上げしていたこと
自社のスクールの卒業生がキューバでサルサを踊っているのを見かけてから、年を取っても続けられそうなダンスだなあとYouTubeを見たり、時にはスタジオや先生を検索したりしていたが、始めるには至っていなかった。
ひょんなタイミングで彼から南伊豆で2泊3日の初心者向け合宿があることを教えてもらいって参加することに。先生がいて、合宿の短期集中型。私が一番伸びる環境である。
いつかまた、ただ楽しく踊れたらいいなという気持ちをそっとしまっていたのを思い出した。
2004年公開のダンシング・ハバナという映画が大好きで、サルサに憧れていたのもうれしいポイント。当時まだ新しかった新宿のバルト9に主演のディエゴルナの舞台挨拶を見に行った。今でもサインをもらったパンフレットを度々本棚から取り出しては眺めている。
サルサが身体に合ったらキューバにも行ってみたいな。ブエナビスタソシアルクラブの世界の中で何にも気にせず踊ってみたい。
ダンス歴はクラシックバレエから始まって、モダンダンス→ガールズ→HIPHOP→LOCK→SOULと渡り歩き、一番気に入ったのはSOULだった。
ショーケースで誰かに見てもらうより、バトルで勝ち負けが決まるより、気持ちいい音楽とその場にいる人たちと良い空気を共にするのが好き。アスリートやアーティストというより、身体表現をコミュニケーションのひとつとして使うのを好んでいたのは、現在に通ずるものを感じる。言葉が伝わらなくてもバイブスは伝わるからね。
仕事やら健康やらでこの半年間ゴール設定していたけど、もしかしたら一番インパクトが大きい自己適用になるのかも。踊ってみてどう感じるかは全然想像つかないけど。あまりに大切なものだった(し、挫折を感じたものだった)から、蓋を開けるのが怖かったのかもしれない。
なんでも「興味がある」と口にしておくと、必要な時に必要な情報があっちからやってくるね。
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