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日記_101

私の働き方には名前がないなあ、と思う。
どう考えても企業戦士という感じではないし、必要な分だけ稼ぐダウンシフト系でもない。フリーランスや会社員、役員だとただの労働形態になってしまうし、そういう意味ではパラレルワーカーなんだけどあまりしっくりこないんだよなあ。
フリーランスとしての仕事も会社の仕事も自分の中では同じ「仕事」で、必要であれば長時間働くし、自分の出番じゃない時は引っ込んでいたい。
ライフワークほど振り切っているわけでもないので、コンセプトワークぐらいがちょうど良い感じ。そんな言葉あるのか?まあ言葉で定義してしまうと広がりがなくなるからこのままでいいか。

事務仕事と社内ガイドを作って、友人と談笑。5月文フリの出店仲間なので原稿の進み具合や今後の予定を話した。彼は集中力と執筆体力が私とは段違いで、もう1回気合いを入れ直さないと、と背筋が伸びる。どこかの週末を使って缶詰したい気持ちもあるが、果たしてそれで進むのか私。
書いてる間「これ本当におもしろいのか…?」と不安になるという話は頷く首がもげるほど共感した。私も何回も同じことを考えている。自信なんてちっぽけですぐ揺らいでしまうものですね。
そこそこボリュームあるし、日記本も印刷したらどうですか?と提案してくれた。元々2冊販売できたら良いなと思っていたし、ちょうど日記の期間がZINEの制作期間とかぶっているので、B面として出すのはめちゃくちゃ良いかも。ZINEの向こう側。いつもナイスアイディアをくれてありがとう。

夜はロゴの打ち合わせ2回目。
前回の言葉のワークショップを経て、今回はビジュアルのワークショップ。2人は風呂敷を広げる人とたたむ人の組み合わせでバランスが良い。
Pinterestで作ったイメージボードをシェアしながら、なぜ選んだのか/ピンと来たのかを説明する。異素材を組み合わせてムラをつくるのが好みみたい。
途中で「コミュニティを自然界にあるもので例えられますか」と聞かれて咄嗟に出てきたのが「魚の浮袋」だった。問いをカットインされると思ってもみない回答が出てくるからおもしろい。元々肺みたいなイメージはあったけど浮袋だったか。相手も想定していない回答だったようで3人で笑った。

1時間のディスカッションを経ておおまかに3種類の方向性が決まった。うち2つは想像していなかった形になりそうで、誰かと一緒につくるおもしろみってこういうところにあるんだよな、と思った。
今日のヒットキーワードは「フィジカルなロゴ」。正直アウトプットは全然見えないけど、制作プロセスが自分っぽい感じがした。他の案に合体させたとしても残したい要素。手足を使ってつくるっていいな。

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