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日記_45

突然冬がきた。鼻から上だけ羽毛布団から顔を出すと、カーテンを閉め忘れた窓から新鮮な冷気が入ってくるのを感じる。
夏だって空気はそんなに変わらないだろうに、冷たいだけで新鮮な気がするのはなんでだろうな。

自転車を漕いで仕事場へ。室内との寒暖差で耳がピリピリする。
袖の長いセーターが手袋の代わりになるかと思ったけど、全然役に立たなかった。

先月から手袋を探しているが、なかなか気にいるものがみつからない。また便利そうなものと愛着を持てそうなものの間を彷徨っているが、見つかるまで買わない、という選択ができているだけで大人になったかもしれない。

休み時間は会社の子にクリスマスプレゼントを送った。というと聞こえは良いが、選書サービスの練習台にさせてもらった。

バックグラウンドも最近の状況も割と理解できているメンバーだったので、1人1人のキーワードを考えたり、直接的すぎない距離感のものをあれやこれやと比べたりしながら1人1冊ずつ、合計3冊選んだ。

ちょっと考え方をズラしたり、何かを試してみたり、相手が自分の意思で動いてしまうような選書がしたい。そこに送った本を読む、が入っても良いと思う。多分これはコーチングを学びたい欲とも繋がっている。

そうだな、可動域が広くなるポジションに関節や筋肉を収めていく、思考の整体みたいなイメージ。
らしくない拡張機能をいくつもつけるより、デッドスペースを有意義に使いたいし、その方が心も身体もつながっている感じがする。

慣れない梱包をして駅近くの郵便局に向かう。店内はレジ前に少しだけ列ができていて、思ったより混んでいる。年賀状ののぼりを見て年末が近づいているのを感じた。

発送方法がよくわからなかったので窓口の方にお任せしたところ、大きいサイズのものは普通郵便よりレターパックの方が数十円ずつ安くなるとのこと。しかも追跡サービスもついているらしい。それでお願いします。

今後発送するときはレターパックをいっぱい買っておけば良いのかな。文庫本は普通郵便の方がお得だったから、小さいサイズの封筒も用意しよう。

この世の嫌いなものワースト3に入る郵送・配送だけど、相手のリアクションが見たいとか、届けたいものがあるときは話が別だな。楽しみは苦手を超える。

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