面白さがわからないから怖い
今日は会社のアラフォー以上で「人気YouTuberの何が面白いかわからない」という話で盛り上がった。面白くないと否定するのではなく、面白さがわからないことに危機感を感じる話。こうやって取り残されて行くのだろうか。恐怖でもある。
YouTuberに限らず20年ほどローカルCM作ってきた自分の感覚で見ると凄く中身の無いローカルCM(あくまで自分目線で)が評価されるようになったなあ、という最近の感想。なんというか「映え」文化の影響なのかキレイに撮影することが目的みたいなCMが増えた。もちろん機材の低価格化、制作過程の共有化でハードルがどんどん下がってると思う。そもそもCMなんてモノは消費文化の象徴だけどもそれにしてもCM自体が簡単に消費されて終わってる。心に残らないのだ。
でも間違いなく自分のその感覚も古い。似たような金太郎飴みたいなCMが大量生産されている内は自分が食いっぱぐれることも無いと思って余裕かましてたらいつでも足をすくわれるんだろう。とはいえ若い人の価値観は知りたいけど、それを良いと思えるかは別問題なわけで。CM制作なんてモノの良さを知る=本質を理解しなきゃ始まらないなんて考えてる自分にはそのうち作れるものが無くなってしまうのだろう。淘汰されるとはこういう事なんだろうなあ。自分はあと何年できるのか。
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