yoko

高知でローカルCM作ってます。たまにテレビの仕事も。

yoko

高知でローカルCM作ってます。たまにテレビの仕事も。

最近の記事

テレビとよさこいと重さ

3年ぶりのよさこいが終わった。ボリュームはかなりダウンしたとはいえよさこいはよさこいである。テレビ各局も例年通りの番組を放送していた。で、感想も例年通りで実に面白くない。まあ生の臨場感に比べたら仕方ないのかもしれないが、それだけでもないだろうと理由を考えてみた。 そこで思ったのが2つ。一つは踊りの最中に喋るMCの存在。音楽に乗せて踊る祭りなのに喋りのせいで音楽が聞こえないことが多い。楽曲はよさこいのチームにしたらベースになる大事なパートであるのは明白なのだからそこに余計な物

    • 地方でテレビ番組制作は「食える」のか

      ということが疑問なのです。 自分は本業はCM制作なのですがたまには番組も作ります。基本的にはどちらも受注生産なわけですがざつくり言うとCMはクライアントのお金を直接もらって利益に繋がるものを作り、番組は放送局からお金をもらって枠を埋めるものを作るわけです。 で、今自分はドキュメンタリー番組を作ってます。厳密にいえばある取材対象を気長に追い続けてます。誰に頼まれた訳でもなく自分で追ってます。ですので番組が完成したとしても放送できる保証はまったくありません。でもこういう商売な

      • ローカル報道とは何だろう

        2ヶ月ほど前、夏休み明け3日目にあるコロナクラスターが発生しました。その中に娘の通ってる小学校の生徒(家族2名)がいたということで当該校として緊急下校の処置が取られた出来事があったんですが、お昼の下校時には既に校門に報道各社がスタンバイ、Twitterには地元新聞社が「〇〇小学校でコロナ感染者2名発生」とツイート、夕方のテレビでは各社小学校の映像を流しながらそのニュースを伝えました。しかし実情は前述の通りたまたまクラスターの中に在籍生徒が居ただけで小学校には何の落ち度もない話

        • 面白さがわからないから怖い

          今日は会社のアラフォー以上で「人気YouTuberの何が面白いかわからない」という話で盛り上がった。面白くないと否定するのではなく、面白さがわからないことに危機感を感じる話。こうやって取り残されて行くのだろうか。恐怖でもある。 YouTuberに限らず20年ほどローカルCM作ってきた自分の感覚で見ると凄く中身の無いローカルCM(あくまで自分目線で)が評価されるようになったなあ、という最近の感想。なんというか「映え」文化の影響なのかキレイに撮影することが目的みたいなCMが増え