やりがいだけで働いていた私が育休切りにあった話。
こんにちは。
週休2日月商80万サロンプロデューサー
近藤夕子です。
今日は久しぶりになっがーーーいのを。
ママさんからの働きかたの相談や、
単価のご相談が多くなってきて。
私のことを少し話してみます!!
「忙しいのに豊かになれない」
「家族におかえり!が言いたい」
「子どもの成長をもっと見守りたい」
でも、
仕事も好きだ
だから、単純に
値上げして単価を上げたり
時短だけを追求して回転をあげたり
集客しまくっても
時短勤務できても
それでは解決できない。
だって働きたくないわけじゃないからね。
一方、
子どもはどんどん大きくなっていくし、
時間はどんどん過ぎていく。
朝から晩まで、土日も預けて働く?
子どものいない人と同じように働けることが
女性が活躍できる仕事のしかた?
キャリアの中断、経済的な不安。
そもそも子どもが生まれることは当たり前じゃない。
そんな大事な子どもの貴重な「今」をもっと
堪能したいと思うのは当たり前だと思う。
私は二人目出産のとき
医師から
「少しでも出血したりしたら命とりだから」と
休業をすすめられたけど、
ドクターストップに従うことができず、働き続けた。
休めないのもあった。
「これだから」と言われたくない。
なにより仕事が好きだった。
もっと働きたかった。
張り止め飲んで吐きながら
何ともないふりして働けたらそれでよかった。
結局産休はいった直後に(ホッとしたのか)
夜中に大量出血して救急車へ。
そのままベットから出るのも禁止で絶対安静。
でも、それでもまだ「早く復帰したい」
保育園を探したり、こっそり仕事したり。
6か月後の復帰がすごく遠く感じたし、
生後半年の子を預けることだけ考えてた。
産後、10年ぶりの子育てをしていると
気づいた。
「あれ?上の子って・・・」
幼稚園からはずっと延長で最後のお迎え。
小学校入学しても最初っから学童、土曜も。
送迎ありの習い事と合わせ技で帰宅は20時。
夏休みも毎日。
せっかくの成長が、見れてない。
いつも
「はやく!はやく!」しか言ってない。
はやく大きくなって、一人でいれるようになってほしい。
それしか考えてなかった。
私、ずっと
「やりがいがある」仕事ができて幸せだと思っていたけど、
そのやりがいってどれだけの価値があるもの?
こんな貴重で幸せな時間と引き換えでも、いいもの?
私、「やりがい」って言葉でごまかしてない?
私がやりがいをもってしていると思っている仕事、
どこに残るのだろう?
私の幸せ、だれかの幸せに繋がってるのかな?
きっと世の中の多くの人が子どもの成長を満喫できてないんだろうな。
男性なんか24時間のうち3時間も一緒にいられないんだろうな。
もったいないな。
わが子を預ける園が
「土日もOK」
「発熱してもOK」
そんな条件で探すのって違うな。
(保育園に入れること自体が大変だということはさておき)
立ち止まってそんなことを考えながら
復帰準備をしていたところで
育休切りに。
「こどものいる人は使いにくい」
私が毎日たくさんのことを注ぎ込んで
「やりがいをもって」やっていた仕事
というのはそんなもの。
自分がいかに甘かったか。
やりがいというのは、対価が見合ってなければ
「やりがい搾取」に。
(雇われている人は、
オーナーに対して搾取された!と思う人が多いけど
一番搾取してるのは自分自身だよ)
やりがいがあるから。
お客様が喜んでくれるから。
そんな言葉で
ごまかさないで欲しい。
やりがいに見合った対価がなければ仕事たりえない。
対価を求めないのは自分の仕事に覚悟がないことじゃないかな?
ママだけじゃない。
男性だって、未婚の方だって、子どもの手が離れた方だって。
介護や病気、通院で働きかたを考えなければいけないときがくる。
だから、
やりがいのある仕事、それは素晴らしいけど
「やりがいに見合った売上ですか?」
「かけがえのない時間を大切にする働きかた」できてますか?
考えてみて欲しいです。
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