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5年1組 焼肉ハラ美の日記①

今日のnoteは、私が小学5年生の時の
日記をそのまま書き写そうと思う。

この日記は、毎週金曜日に出された宿題で、
その週末にあったことなどを自由に書く
宿題だった。
その時のノートを見つけたので、
ちょっと読みにくいが、そのまま投稿する。 

これは、バレンタインが近い時期の話である。

2月9日

今日、〇〇ちゃんと△△ちゃんにあげるチョコを作りました。みんな、一人ずつチョコを作って、交換する約束をしたので作りました。3枚チョコを買って、1枚はよびのチョコでした。
私は、始めひとりで作っていました。すると、お兄ちゃんが、「へたくそ〜」とか、「失敗しろ~」とか、いやなことを言ってきました。すると、1個目のやつが失敗してしまいました。そしたら、お兄ちゃんが、「イェーイ」と言ったので、私は、「むかつく💢」と、言ってお兄ちゃんをたたきました。そしたら、お兄ちゃんが、「なんやねん💢」と、言って、私をつきとばしました。すると、私は、腰をぶつけました。私は、痛くて泣きました。そして、腹が立ったので、「どっか行け〜」と、れんぱつしながら、グーで何回もたたきました。すると、お兄ちゃんは、「ぜんぜん痛くな~い」と笑いながら言ったので、私は、一発、けりました。
そして、キッチンで泣きながら、チョコを作っていました。すると、3分ぐらいしたら、お兄ちゃんが自分の部屋から、出てきて手伝ってくれました。

先生のコメント

そうか、チョコレートの交換をするのか。面白いね。そのチョコレートは先生にはないのでしょうか。ハラ美さんの作ったチョコレートをたべてみたいなあ。
お兄ちゃんと激しいケンカをするんですね。でも最後は、やっぱりやさしいお兄ちゃんですね。どんなお兄ちゃんか会ってみたいですね。

この日記について

この日の兄弟喧嘩は、記憶に残るくらいの大喧嘩だった。兄は、いつものように私をバカにして、私の邪魔をしてきた。
でもこの日は、大喧嘩の後、自分の部屋に逃げていった兄が、部屋から出てきて、チョコ作りを手伝ってくれた。
兄が優しく手伝ってくれた事は、これが初めてで、
嬉しかった。
意外に、優しいんだなと初めて思った。
なので、宿題の日記に書いたことを覚えている。

5年生の時の担任の先生は、毎週金曜日に学級新聞を
手書きで書いて、印刷して生徒に配っていた。
毎週みんなに出す、この宿題の日記の中で、
面白い日記を2人分くらい、この学級新聞に
載せていた。
この週は、私のこの文章が、学級新聞に載った。
家に帰って母に新聞を見せると、母は笑っていた。
そして、その学級新聞を小さく折りたたんでずっと財布にいれていた。

自分でも、この日は面白い日記が書けたと思った。
この日記が、学級新聞に載ったことが、
今noteを書いている事に、繋がっているかもしれない。







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