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数メートル先、30年近く憧れている人がそこにいた。

eastern youthの吉野寿さんのライヴに行ってきました。

予約順での入場。私の前にはeyベースの村岡さん!(手ブレはご愛嬌)

佐伯祐三をまだ知らずに手にした「旅路ニ季節ガ燃エ落チル」。
特に「夏の日の午後」は、10代の頃に繰り返し聴いてきた大好きな曲のひとつです。

席は正面から頭半分左にズレた位置。
吉野さんの歌声とギターの音が、ちょうど心臓の位置に振動として伝わってきました。

セットリストの全ては覚えていませんが、途中に狸小路のテーマ曲(?)等を挟み、ラストは大好きな「夏の日の午後」。
目を閉じて聴きました。
高二の夏が蘇ってきました。

アンコールは「街の底」。
この曲もeyの中でも1、2を争う好きな曲で、とても嬉しかったです。

あの人の痕跡。あの人は確かにここにいた。

ここのところ、精神状態が悪く不穏感が続いていました。
心の中がザワザワする感じ。
それ以外に表現出来ない感情を、吉野さんの声が、ギターが吹き飛ばしてくれました。

街の底 人間達 生きている

吉野さんが転げ落ちて骨折したという階段。

ライヴの帰路、私よりふた回りくらい若い子が弾き語りをしていました。
スピッツの「空も飛べるはず」。
偶然に驚きました。
中学時代、初めて女の子を付き合う事になった、きっかけの曲です。
高校時代を思い出した後に、中学時代の思い出が蘇りました。

「エモい」ってやつですかね?
感情を揺さぶられる1日でした。


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