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元日の富士山 2021年(令和3年)

富士山は日本の霊峰です。見た目の形が素晴らしい。裾野が広がり、どっかりと安定している。

この山、100万年から70万年前の海底火山に、その始まりがあるといいます。小御岳(こみたけ)、古富士、新富士と成長して1万年前ぐらいに今の形になったそうです。その後も噴火を繰り返しましたが、宝永4年(1707年)の宝永大噴火を最後に噴火しておらず、いまは休火山に分類されてます。

日本列島が大陸から分離しはじめたのが、3000万年前。富士山の形成はごく最近のことです。現生人類が誕生したのは4万年前のこと。大地の営みからみれば富士山にしろ人類にしろ、ごくごく最近のことです。

2021年(令和3年)の元日、富士山はくっきりと見えました。鉄塔、電線はご愛敬です。
休火山とはいえ、地震が多発する最近の地殻の状況をみると、いつ大噴火してもおかしくないように思うのです。

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