人は絆にお金を払う
昨日のSTMの続きです。
以前前田祐二さんの「人生の勝算」という本を読み、まさに”ストーリーテリング”の話が書いてあったのを思い出したのでアウトプットします。
①スナックがなぜ潰れないのか
・ヒトが深く関わっている
・モノではなくヒトが消費理由になる場合、そこには 絆という対価が発生する
スナックに行く人って食べ物や飲み物にお金を払ってないですよね。
店も狭くてそんなに綺麗ではないと思います。
スナックのママ(ヒト)に価値があるんです。
本書に記載があった
コミュニティが深まる要素は下記5点
・余白があること
・クローズドの空間で常連客ができること
・仮想敵を作ること
・共通言語の共有
・共通目的やベクトル持つこと
モノのクオリティは高くないけれど、一緒に作っていくみたいな感覚や空間を作り上げて行くことが大事ななんだなと。
②前田祐二さんの小学生の頃のギター時代
時系列で話します。
お金を稼ぐためにオリジナル曲の路上ライブを行っていた。
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誰も立ち止まってくれない、聞いてくれない。
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オリジナル曲からカバー曲に変更して引き付ける
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少しお客さん増える
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カバー曲からお客さんのリクエスト受付を開始
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当然歌えない曲もある
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一週間後までに歌えるようにしてくるからまた来てくれとアポを取る
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一週間後練習した歌を歌う
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お客さんと絆が生まれる
なるほどなるほど。
確かに自分のために練習してきてくれたら嬉しいですよね。
サービスとか価格で大きな差別化ができない時代だと思います。
やはり磨くべきは人間力。
お客さんとどれだけ向き合えるかですね。