誘える人は強い。

2023.6.19

留学まであと1週間。
直前にして、現実味を帯びすぎて行きたくなさすぎる。9ヶ月間、今の自分には長すぎる。

春休み期間に続いて休学が始まって、5ヶ月間もすべて約束をしないと人と会えない生活が続いたことですっかり気持ちもどん底。

高校生の時は1度、どん底まで気が落ち込んだ時があったけど、
大学生になってからは3ヶ月に1度位のペースでそれには満たない位の気の滅入りがある。

なんなんこれ。人生つまんなすぎる。
大学受験がここまで人生を変えると思ってなかった。
何度も、楽しむきっかけを求めて挑戦をしてみたけど、何か得られたものはあるのか。
馬鹿が何やってもたかが知れてる。
自分の使えなさを実感した。

高校までの人生でも何度か、自分の要領の悪さを実感していたけど、自分は努力型だと割り切りひたすら努力で誤魔化していた。
そんな人が努力を辞めた途端、崩れ落ちるのは当然で、人生をかけた努力が報われなかった事実はあまりにも脅威的だった。

何をするにしても、これをして何か意味あんの?ってなるし、何をしても中途半端で、最後まで頑張ることが出来なくなった。踏ん張りが効かなかったのは元からの部分も多少あるかもしれないけど、成功のイメージが曖昧になってしまったことでよりそのきらいが強くなってしまった。



そんな自分とは対照的に、自分はあたたかい人に囲まれている

留学が行く前に集まろうと声をかけてくれる人や、戻ってくる場所の心配をさせないでくれる人。

この数か月、自分から声をかけることもたくさんあった。

ずっと、誘うのが苦手で、特に自分は二人でゆっくり話すことが好きだから、より難しく感じていた。でも今回は、会わなければ長い間会えなくなるから、そんな気持ちは無視して会いたい人に声をかけた。

そうして生まれた時間のおかげで、ずっと前向きになれた。


もうこの時点で、留学を決めてよかったと思える。
会えた人も会えなかった人も本当にありがとう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?