サンプリングの楽しさを再認識してる!
Y.K.Beatsです。
最近のマイブームは昭和音楽のサンプリングでビートメイクすること。
今年の夏ごろまではSPLICEの便利さにやられて手早くビートを量産してたけど、ふと気づくと業務的であんまりおもしろくないなと。
そんな中、パルナスという関西の洋菓子屋さんのCMソングの話をしてくれた方がいるんだけど、その曲がロシア民謡っぽい雰囲気ですごく良い。
「この曲ね、21Savageのredrumって曲にすごく雰囲気が似てるから、これ聴くとパルナスのCMを思い出す」ってことらしいので、聴いてみると「ほんまやッ!!」ってなりました♫
「パルナス、サンプリングしてビート作ったらおもろそう!」
そんな感じで話してたら、作りたくてしょうがなくなって実際に作ることに。
すると、制作作業がめっちゃクリエイティブで楽しかった♫
MPC softwareに1バース流し込んで、切り刻む。
皆さん、どうしてるかは分かりませんが、僕はサンプルを良い感じのbpmにタイムストレッチしてからCHOPでサクッと適当に切り刻み、しっくり良いフィーリングになるまで、パッドを叩き倒します。
ちなみに最近はMPC STUDIO Ⅱで、ほとんどのビートを作ってます。
僕のMPCの使い方は、完全に我流で機能の10%ぐらいしか使ってないと思ってる!笑
話を戻すと、パルナスを切り刻んで叩きまくってたら、ちょうど良いフレーズが作れました。
ただbpmを早めすぎると、なんかダサかったので遅めでTRAP系にすることにしたんです。
普段はBoombapばっかりなので、808全開で作るビートがすごく新鮮で面白かった♫
やっぱサンプリングソースの素材によって、不自由さがあったり予想外の展開を思いついたり、2つの曲のサンプルが妙にマッチしたりといった思わぬ事故のような作曲方法が本当に面白いと再認識した瞬間でしたね。
その曲のもともとの雰囲気から得られるインスピレーションも最高だし。
こんなキッカケから、サンプリングの楽しさを再認識したんです。
ヒップホップを知って初めてビートメイクしていた若いころを思い出す感覚!!
パルナスを作ったのは10月後半だったんですけど、そこからはひたすら自分が聞いたことがあって懐かしいと思える昭和音楽のサンプリングでビートを作っています。
問題は著作権ですね。
基本的にオンラインに載せるのは権利者の承諾なしだと無理やから。
でも、皆さんに聞いてほしい。
実際パルナス以降にインスピレーションを受けて作ったビートの数は20曲ほどあって、そのうち8曲はけっこう気に入ってる。
もうコンセプトアルバムにして聞いてもらいたいと思ってる。
こういう時、世間のビートメイカーはどうしてるんやろ?
サウンドクラウドとかだったらイケるんかな?
ヒップホップ的な観点から見ればグレーゾーンで公開しちゃっても良い気もするけどね。
何にしても、とにかく楽しさがすごいから年内だけでも、かなりの曲数が作れそうな気がしてます。
もしアップロードするようなら、皆さんにも聞いてもらいたい思ってますので、その時は是非聞いてみてくださいね♫
ところで、メキシカンラッパーのDOCNEZ MCってやつとシングル1曲作りましたので、聞いてみてください。
こちらのリットリンクからチェックできます!
それでは。