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【BEATちっぷす#6】シンプルなのにノッてくる♫Boombapのグルーヴの作り方レシピ☆

Y.K.Beatsです。
今回はBoombap特有のノリを作るグルーヴのレシピを紹介♫

Boombapヒップホップって、かなり独特な雰囲気を持ってる。
好きな人は、皆んなそこにやられてると思ってます。

ビートメイクの観点からいくと、やっぱり当時のサンプラーは液晶パネルで波形を見ることなんて出来なかったから耳で全てを判断してたけど、やっぱりズレて音の前に変な余白ができたり、音の頭が切れてたり。

それを更にピッチ落としてたりするので、放っておいても勝手にノリが生まれてくる感じ♫

Boombapのビートメイカーは、そういうところを理解してビートを作るといいですよ!

What's グルーヴ?

グルーヴは、音楽のリズムが持つノリや一体感のこと。
どんなグルーヴを創り出すかはとても重要で、そのビートメイカーの特徴にもなるものなんです。

ポイントは、
・リズムの揺れ(スイング)
・拍からズレた音の配置(オフビート)
といったリズムの変化にあります。

スイングやオフビートをコントロールすることで、独特なグルーヴを創り出すことができますよ。

てことで、グルーヴのレシピを紹介していきますね♫

材料

  • ドラム(キック・スネア・ハイハット)

  • ベースライン

  • パーカッション

  • サンプル

  • シンセなどのサウンド

作り方

ベースとなるグルーブを作る:

  • ドラムを打ち込む・・・とにかく自由なパターンで基本ループを作る。

  • ベースラインを乗せる・・・サンプルのループでも、単音を弾いてもOK。

  • サンプルや上音を打ち込む

  • パーカッションや他の音も打ち込む

味付けをする

使う機材によってやり方が違うので、ここでは共通項の解説をしますね。

  • ドラムをスイングさせてみる。

スイングさせるだけで、ノリが跳ねるような感じになりますよね?
これだけでも随分雰囲気が変わりますよ♪

  • ドラム音に強弱をつけてみる。

打ち込んだドラムにベロシティを調整して強弱をつけていこう!
例えば8ビートなら1拍目と3拍目は100%、あとは80%にするとか、スネアも1・3・5・7発目は100%、あとは80%にしてみるとか。
良いノリになるまで、いろいろと試してみて!

  • ドラムを拍からズラしてみる。

僕がビートを作るときは、かならずこれをやってます。
有名なところだとJ.Dillaのビートはかなりズラした作り方になってますよね!
前にズラす音と後ろにズラす音とのバランスが絶妙で素晴らしいグルーヴになっています。

  • bpmがピッタリ合っていないループを重ねてみる。

これはドラムのループだけじゃなくて、ベースラインやサンプルなどのループも試してみてほしいです。
そのループが持つグルーヴ感と打ち込んだドラムパターンが混ざり合って、複雑で面白みのあるグルーヴができたりしますよ!

これらの項目すべてやるとか、そういうことではないので自分に合ったやり方を見つけてほしいと思います♫

試食と調整

何度も聴き込んでみてシックリきているか確認しよう!
聴いていて違和感を感じるようなら再調整しよう!

まとめ

ビートのグルーヴづくりは、料理と同じように、試行錯誤を繰り返すことが重要ですよ。

様々な材料とテクニックを組み合わせ、自分だけのオリジナルなグルーヴを作り出しましょう。

大切なのは、楽しむこと!
ビートメイクは、あなたらしい創造性を表現する素晴らしい手段です。いろいろなアイデアを試して、自分だけの世界観を作りましょう♪

その他

ミックスバランスやコンプレッサーの使い方でもグルーヴは変わります!
こちらの記事もチェックしてみて!
▽▽▽▽▽
ミックスでそれぞれの音の大きさや配置を変えることで、雰囲気が変わったりノリが変わったりしますよ!

コンプレッサーで、アタックとリリースの調整をする事でもグルーヴが変わります。試してみて!

それでは。


ビートメイク初心者必見!
Boombap、90sのドラムサウンドの作り方を音源付きで解説♫
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Boombapビートメイカーの役立ちレシピを紹介♫
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