【BEATちっぷす#4】ビートメイカー必見!マスタリングレシピ☆
Y.K.Beatsです。
今回はビートメイカーの為のマスタリングレシピ♫
何度も試して自分のスタイルを作り上げて!
マスタリングレシピ
材料
ミックスされたトラック
マスタリングプラグイン(イコライザー、コンプレッサー、リミッターなど)
DAW ソフト
調理器具
ちゃんと聴こえるモニタースピーカー
アナライザー(スピーカーがショボい人は必須!)
作り方
下ごしらえ:
モニター環境を整える。
モニタースピーカーは、できれば良いものを。無理なら今使ってるスピーカーで頑張ろう!
スピーカーがイマイチな人は、アナライザーを使って視覚的にも判断できるようにしておこう!
音量は、大きいと気持ちいいけど耳が付かれるので、大きすぎず小さすぎずでいこう!
味付け(パラメーター調整)
イコライザー:
全体的な音のバランスを調整する。
低音が出すぎているなら低音を削る。少なければブーストするなど、微調整していく。
コンプレッサー:
音量差を小さくし楽曲全体の安定感を高める。
アタックとリリース時間を調整することで、音の立ち上がり方や残響感を調整できます。
変化がよく分からないときはコンプレッサーのプリセットを使って、スレッショルドとアウトプットの音量だけを触る。
リミッター:
音量を最大限に引き出し、他の楽曲との音量差をなくす。
お気に入りの音楽と聴き比べて同じぐらいの音量に合わせる。
ステレオイメージ(M/S処理):
音の広がり方を調整します。
広げると音圧が上がったように聞こえるけど、ヒップホップ感が減るのでほどほどに。
味見(試聴)
出来た音源を書き出して、いろんなスピーカーで聴いてみる。
スピーカーを変えたり、ヘッドホンやイヤホンで聞いたり、カーステで聴いてみたり、あとDJするときにクラブでかけてみたり。
どの環境で聴いても良い感じなら、だいたいOKだ!!
☆Y.K.Beatsの手順☆
注意)そのときの音の感じによって、内容がけっこう変わるので鵜呑みにしないようにね。
下ごしらえ:
DAWソフトに音源を入れる。
ミックスが終わった音源をチェック。
クリッピング(音割れ)していないか、あまりにも偏った音になっていないか(例えば低音が極端に出すぎとか、特定の音が大きすぎるとか)
アナライザーで音の感じを目で確認する。
出っ張りすぎてる音があるときはEQで削って、なだらかな音にする。
M/S処理で広がりが欲しいときは、この段階でやる。(必要なければやらない)
印象を変えたいときは、マルチバンドコンプで調整する。(例えば低音が大きすぎるなら、低音の低域をごそっと下げたりもする。けど必要なければ使わない)
アナログ系のコンプレッサーをインサート。でも、ほとんど効かせない。
上記コンプレッサーで音量をクリッピングしない程度に上げる。
もう一度イコライザーをインサート。
出すぎている帯域がないかアナライザーでチェック。または耳に痛い音がないかをチェック。
出しゃばってる帯域があればイコライザーで削る。
音にツヤや空気感がなく、空間を感じられないときは高音を少し上げる。
リミッター(マキシマイザー)をインサート。
適度な音量になるようにスレッショルドを下げて調整する。
完成♫
ポイント
控えめな味付け: ミックスでビートメイカーの思った音作りができてるはずなので、マスタリングでは少しだけ調整するようなイメージで音を触る。
マネをする: お気に入りの音楽を参考にして、とにかく音のマネをする。
何回もやる:1回で良い音になるとは限らないので、何度もやってみる。耳が疲れたら次の日にやる。それでもだめなら、数日空けてからやる。
まとめ
マスタリングは、実はビートメイカーの腕の見せ所。
「うわ、カッコええビートやな!」とラッパーに思わせるには、どんな環境で聴いても聞こえが良くないとダメです。
もし、どうしてもカッコよくない場合はミックスが悪いことが多いので、もう一度ミックスに戻るのがオススメですよ☆
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それでは。
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