ビートテープについて。
Y.K.Beatsです。
今回は、僕がいま制作しているビートテープについてです。
こちらの記事で、サンプリングの魅力を再認識し、ヘビーサンプリングでビートテープの制作を始めました。
やっぱり、サンプリングでビートを作るのは楽しい♫
さらに耳に馴染みのある昭和音楽を大胆に使っているので、さらに楽しい!
本来は制約の中で作るのでしょうが、僕たちみたいなアングラビートメイカーには特に影響ありませんしね。
たしかにSPLICEのようなサンプリング音源配信サイトは、簡単に良い感じのビートができるのは魅力ですが、作るビートに意外性が生まれにくいのが面白みに欠けることもありますよね。
そういう意味でも、昭和音楽のサンプリングは作っていて楽しかった。
制作状況
今回作っているビートテープは、楽曲自体は完成しています。
12曲で構成していて、内容的にはレコードのアカペラを乗せたリミックスアルバムとして作りこんでいます。
今は全体の流れを決めてマスタリングを進めている最中。
同時に進めているのが、リリース方法の検討とアートカバーのデザインです。
すべてを自分の理想通りに進められるのが楽しいし自己表現として素晴らしいのですが、逆にいうとリリースまでに考えてやらなければいけない作業がけっこう多いのが、僕たちアングラビートメイカーの宿命ですね!笑
人の作品の場合は、客観性を持てるのでいろいろな部分の決定をサクサクっと進めることができるのですが、いざ自分の作品となると想いが強すぎて時間が掛かったりしますしねww
でも、ここも含めて楽しいんですけどね!
リリース方法
①Bandcamp
今回のビートテープは、ヘビーサンプリング曲が多いということで、通常のようなディストリビューターを通しての配信が難しいと予想しています。
ですが、たくさんの人に聴いてもらいたい。
だから、ネット配信は絶対にやりたいと思っているのでBandcampが一番いいかなと思っています。
SNS発信でアピールして、聴きたいと思ってくださった人たちに少し支援していただくことが叶うツールなので良いですよね。
実際に使用するのは初めてなんですけどね。
②CD-R配布&販売
それと同時にCD-Rでの配布と販売も考えています。
プレスを掛けて流通も考えたのですが、内容的にまずは身近なところから配ったり、お店に置かせてもらって販売したりしながら反応を見ようと考えています。
③海外レーベルからの配信
さらに同時進行で、アメリカのアングラヒップホップレーベル”BLOCSONIC”にもリリースを打診しています。
このレーベルは、音楽の面白さを最優先に考えているので楽曲販売はあまりしないのですが、代わりに面白いインディー音楽をたくさん配信しています。
僕も以前1曲だけリミックスを提供しています。
こちらからリリースさせてもらえればと思って交渉してはいるのですが、レーベルの方針的には、レコードのアカペラを乗せている点が引っかかっているようで、僕が作ったそのままではリリースは叶わないようです。
なので、インストのみにするか、それともBLOCSONICクルーのラップでオリジナル曲に更新するかを検討してるところです。
クルーのひとりは、「このビートに俺らのラップが乗ればヤバいことになる!」と言ってくれてるので、やる気マンマンなんですけどねww
悩んでる理由
僕が悩んでいる理由は、素早くリリースすることを優先しているからです。
「なんで急いでるの?」
と思われるかも知れませんね。
たぶん、どのビートメイカーもラッパーも他ジャンルクリエイターも同じだと思ってるんですが、手早く進めないと飽きてしまうからです!笑
けっこう制作段階で、何度も何度もビートを聴いて、作り上げていくのでやっぱり飽きやすい。
だから、音源がほぼ完成してきた今の段階から、またやり直すのに少し抵抗があるんです。
とはいえ、自分が納得いく音楽を創りあげるという部分には変えられないんですけどね。
だから、もう少し悩んでから結論を出そうと思います。
最後に
やっぱり自分の作品を作り上げるというのは、悩みも多いけど面白い。
テーマ・作り方・ビジュアライズ・リスナーへの届け方
全部が計画通りに進められるわけではないので、ただ音楽を単体で作るのとは違う楽しさと難しさがある。
ここ最近は、そこも含めて自己表現何だなぁと改めて感じています。
ビートメイカーも、ただの生産者じゃなくアーティストなんですよね。
何れにしても、もう少しでこのビートテープは完成です。
最後まで楽しみながら作り上げようと思います♫
それでは。
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