【BEATちっぷす#3】ビートメイカーのためのコンプレッサーのレシピ☆
Y.K.Beatsです。
今回はビートメイカーのためのコンプレッサーのレシピを紹介!
そもそもコンプレッサーって?
コンプレッサーは、音を圧縮して大きな音をつぶして小さな音との音量の差を減らすことができるエフェクトです。
コンプが掛かる強さやタイミングを調整して、ヒップホップらしいサウンドをつくることも出来るので使い方をマスターしよう!
コンプレッサーレシピ
材料
コンプレッサーをかけたい音
調理器具
DAWソフト
コンプレッサー
作り方
下ごしらえ:
コンプレッサーをかけたい音のトラックにインサートする。
味付け(コンプの設定項目)
Threshold(スレッショルド):
この値を超えた音量分だけ音が圧縮されます。
スレッショルドを下げると音が大きい部分を抑えられます。
Ratio(レシオ):
Ratioが高いと強く圧縮されます。
2:1ぐらいの軽い圧縮から音の変化を聞きながら調整しよう!
1:1の状態だと音は変わらないですよ。
Attack(アタック):
音の圧縮が掛かるまでの時間を調整する。
速くするとパンチのある音に、遅くするとマイルドになります。
Release(リリース):
圧縮が解除されるまでの時間を調整する。
長くすると余韻のある(サスティーン感のある)音になります。
Knee(ニー):
圧縮の掛かり方の滑らかさを調整する。
Soft Kneeは自然な圧縮、Hard Kneeは急激な圧縮になります。
味見(試聴)
2;1ぐらいの弱めのレシオから少しずつ調整して音の変化を聴いてみよう。
目標とするサウンドに近づけるために、何度か繰り返して調整する。
ポイント
全体の音量バランス: コンプレッサーをかけると音が全体的に小さくなるので気を付けて!
個々のトラックへの味付け: 各トラックに異なるコンプレッサー設定を施すことで、立体感のあるサウンドを作ることができます。⇐これスッキリした音像をつくるときにとても大切なので別記事で詳しく説明しますね。
多すぎは禁物: コンプレッサーをかけすぎると、音が不自然になったり、パンチがなくなったりするので注意!
レシピの応用
バスコンプレッサー: いくつかのトラックをバスにグループ化してコンプレッサーをかけることで、それぞれの音がなじんでまとまりを出せます。
まとめ
コンプレッサーはビートメイキングにおいて、とても重要なエフェクトです。
今回はDAWソフトでトラックにインサートするレシピにしましたが、僕はサンプラー等でビートメイクするときに積極的に音の作り込みをするときにもめっちゃ使ったりしてます。
特にキックやスネアなどの音作りに使うことが多いですね。グッと圧縮して音のサスティーンを持ちあげることで迫力のある黒い音に仕上がります。
是非いろいろな音で試してみてください。
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こちらの記事で奥行き調整と言ってるんですが、それは全てコンプレッサーを使って調整してるんです。
実際の使い方は、また別記事で紹介しますね!
それでは。
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