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【BEATちっぷす#21】意外と知らない!?しょぼい低音の復活レシピ☆

Y.K.Beatsです。
今回は【意外と知らない!?しょぼい低音の復活レシピ☆』の紹介♫

キックがイマイチだったから重ねたら、すごくタイトな細い音になってしまった!

これってビートメイカーは、けっこう経験してると思います。

これって実は音の位相のぶつかり合いが原因なんです。

意外と簡単に解決できることなので、今回はその方法を紹介しますね!



材料

  • メインのキック
    補強のキック
    ベース

調理器具

  • DAWソフト


音がしょぼくなる原因

あんまり難しい話はしたく無いのでシンプルに説明しますね!

音って、DAWソフト等で拡大すると波形になってますよね?

その波は山と谷の繰り返しになっています。

それで、
メインキックの波形の谷と
補強キックの波形の山が
重なった場合に音が痩せてしまいます。

これを逆位相って言うんです。

音がしょぼくなる原因は、この逆位相です。

作り方(解決方法)

①2つの音の波形を確認する

2つのキック、またはキックとベースなど痩せている音の波形を拡大して見てみます。

すると、波形の山谷が確認できると思います。

それぞれの音によって波形の山谷のタイミングが違いますが、山と谷が重なっている部分があるはずです。

②DAWソフトのクオンタイズをOFF

波形の位置調整をするので、微調整ができるようにDAWソフトのクオンタイズをOFFにしておきます。

③波形の位置をずらす

山谷が重なるところが分かったと思うので、どちらかの音の位置を前後にずらします。

ずらすことで本来の太い音に戻ります!

ずらし方ポイント

山谷になっている部分が、山山になるように位置調整します。

ただ、音によって波のタイミングが違うので、ひと山ずらすと違うところで重なってしてしまうこともあります。

重なる場所によっては、さらに音痩せすることもあるので注意してくださいね!

④音を聞いてみる

調整した音を聞いて確認する。

低音がリッチに太くなっていたらOK!
もし更にしょぼくなっていたら、更に調整してみる。

⑤いくら調整してもイマイチな場合

相性が悪い音同士なんだと諦めて、音を差し替えるのが一番早い!笑

太い低音が鳴ったら完成!

まとめ

もう一度おさらいすると、

  • 低音が痩せる原因は逆位相
    逆位相は音波形の山谷の重なりのこと
    山谷を山山にすると本来の音が鳴る
    音によって調整してもダメなやつもある
    その場合は違う音に替える
    ちゃんと聞いて確認する

ドーンとズ太い低音を鳴らしたいビートメイカーは、MIXをする前に必ず逆位相の確認をしておきましょ!!

僕も必ずやってます♫
地味だけど、本当に低音の出方が変わりますので、やったことがない人はぜひ試してみて!

それでは。


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