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【BEATちっぷす#11】リバーブでさらにBoombapなビートにするレシピ☆
Y.K.Beatsです。
今回は、リバーブでさらにBoombapなビートにするレシピを紹介♫
リバーブは楽曲に深みと奥行きを与える重要な調味料!
でも、昔ながらのBoombapビートって意外とリバーブの使用量が他のジャンルと比べると少な目ですよね!
特にラップに対しては圧倒的に少ない。
使い方を誤ると、音がぼやけたり、逆に不自然な響きになったりすることもありますしね。
そこで今回は、Boombapビートにおけるリバーブの使い方レシピを紹介することにしました!!
ちなみに、僕がいつも言ってることなんですけど、BEATちっぷすで紹介してるレシピは、あくまで僕のビートメイクスタイルです。人によっては違う使い方をしたりすることもあるし、理屈っぽいことを言うのも好きじゃないので端折ったりしてるので、その点は理解してくださいね♫
材料
リバーブ
ホール・ルーム・プレート系などリバーブ各種
僕はメーカーの違う複数のリバーブプラグインを使ってます。
各トラック
スネア・ハイハット・パーカッション・サンプリング音源など
作り方
リバーブなしのビートを聴く!
まずはドライの状態を聴いてみよう!
じっくり聴いてると、ビート全体の深みや奥行きが足りなく感じる部分が分かると思います。
例えば、サンプリング音源は元々出来上がった音楽だったのでリバーブがたっぷり掛かっていて音が深くて奥行きがあるのに、ドラムは打ち込みでむき出しになっていて、浮いてしまっている場合。
こんな時は、ドラムにリバーブが必要だと判断できますよね!
そんな感じで、リバーブが必要かどうかを音ごとにチェックしていきます。
リバーブの種類
リバーブの種類は、音源や狙いによって変えていきます。
僕の場合は、大抵ドラムはルーム系、サンプリング音源は音の雰囲気次第ですけどホールかルーム系を使用します。
ホール系
広々とした大きな空間をイメージして使う。
ルーム系
わりと狭い部屋をイメージして使う。
プレート系
あんまり使わないけど、強烈なリバーブ感が欲しいときに使う。
シンセ音とか80sっぽいサウンドメイクのときとか。
音別リバーブレシピ☆
キック&ベース
まったくかけないことがほとんど。
スネア
奥行きを演出するために薄く使う。
ルーム系のプリセットでもスーンと奥に伸びるようなイメージを感じるものをセットし、そこから好みに調整することが多い。
ハイハット
ドラムルーム系のプリセットを選んで好みに調整。
オープンハットやパーカッションも同じプリセットを使うことが多い。
サンプリング音源
僕の場合は、サンプルがビートの奥の方で壮大に鳴っている感じが好きなので、そういうイメージでホール系のプリセットをセットして調整していく。
その他楽器・サンプリング音源
狙いによってルームとホールを使い分ける。
近いところで鳴っている音にしたい場合は、ルームを使うこともあるし狙いによっていろいろですね。
リバーブの設定と調整
リバーブってどんな感じに設定したらいいか、よく分からないでしょ?
僕が調整するのはたくさんある設定項目の中の3つだけです。
リバーブタイム
ルームサイズ
プリディレイ
この3つをいじり倒して、ビート全体に対して対象の音がマッチするように調整しましょう!
また、リバーブ自体で調整できるタイプもありますが、イコライザーでの調整も効果的ですよ。
例えば、リバーブの高音の粒子みたいなのが強すぎてダサイときなんかは、リバーブをインサートしたトラックにイコライザーを挿してハイを落としたりします。
他にもサチュレーション系やコンプレッサーなんかをインサートしてもOK!決まりなんてないので何でもありです。
好みの音を作ってみて!
リバーブのコツ
だいたい最初のころは気持ちよすぎて掛けすぎてしまう!笑
でもトータルコンプレッサーを掛けたときに、リバーブが多すぎるとボワボワして明瞭感がなくなってダサくなるw
だから、控えめでお願いします!
ちょっと物足りないぐらいがちょうどいいですよ。
リバーブ量の調整と判断方法
リバーブのリターンで掛かり具合を調整
ビート全体を鳴らしながらリバーブをON/OFFさせて聴いて確認
リバーブを感じつつ、ビートに明瞭感(スッキリ感)がある状態にする
これでOKです。
まとめ
僕的には、リバーブなしでカッコいいと思えるビートを作るのが先決!
その後、少しリバーブで味付けするようなイメージで使ってます。
ビートメイクを適当にして、DAWに流し込んでリバーブで何とかしようとしても絶対うまくいかないから!
あと、もう一度言いますけど、かけ過ぎはダメ!
クラブで音が映えなくなりますよ。
リバーブを上手く使って、クラブでかけてもカッコいいビートに仕上げましょう♪
僕がいつも参考にしているこちらの曲、リバーブ感のチェックにも向いてますよ!
ほんと、自然な感じで使われてます。
是非チェックしてみてくださいね。
それでは。
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