鍼って痛いんですか？？その2

2024年11月26日 21:34

こんにちは。さいたま市にある鍼灸院・リラクゼーションサロン　Yeji （イェジ）浦和で代表をしております、かやまようへいと申します。

鍼って痛いんですか？？に対してYejiの考えをお伝えさせていただいています。
今回は第2回です。

前回は、同じ「はり」でも、注射針と鍼灸でつかう鍼はその形状が全く異なるため、注射のような痛みは全くありませんよというお話でした。

それでは、鍼施術で全く痛みを感じないかというと、そういうわけでもありません。

施術で使う鍼には、太さと長さが異なる種類のものが存在します。

Yejiでは目的とする組織の深さに応じて使用する鍼の種類を決めています。

例えば、おしりの筋肉の深層に位置するような筋肉を狙う場合には、5cm程度の長さで、太さが0.25mmの鍼を使用します。

この太さは日本で一般的に使われる鍼の中では、少し太めという位置づけです。
深部まで正確に鍼を運ぶためには、その方向性と操作性および安全性を保つために、少し太めのほうが適している、という考え方です。

深部に鍼が到達するということは、そこに鍼が至るまでに、組織の中を潜り込んでいくということですので、その長さの分だけ刺激することになります。

筋肉の中の感覚というのは基本的には普段は感じないはずなので、そのようなところを刺激される感覚のことを、特に初めて経験される方は「痛み」として訴えることがあります。

一方で、多くの方はツライところに鍼が到達していく感じを「気持ちがいい」と表現されます。

ただし、必要以上に鍼が深いところへいくと、やはり痛みとして感じることが多いです。この、「丁度いいところのさじ加減」が一つの技術だと思います。

また、目的のところへ到達する過程でも、粗雑な鍼の進め方だとそれだけ刺激になるので痛みを感じやすいです。

Yejiでは、さらにお客様の感受性も考慮し、なるべく痛みを引き起こさずに狙ったところへ鍼を運ぶ技術による施術を心がけています。

【その3に続く】

ご予約はLINEからも受け付けております。QRコードを読み込み→「お名前・ご希望の日時・コース」をお送りください。

Yeji浦和
〒336-0021埼玉県さいたま市南区別所3-16-11
泰合ビル401
048-767-3069

いいなと思ったら応援しよう！