鍼って痛いんですか？？その3

2024年11月27日 22:57

こんにちは。さいたま市にある鍼灸院・リラクゼーションサロン　Yeji （イェジ）浦和で代表をしております、かやまようへいと申します。

鍼って痛いんですか？？に対してYejiの考えをお伝えさせていただいています。
今回は第3回です。

「痛いところが悪いところなんですか？」

というご質問をいただくことも多くあります。

結論からお伝えすると、半分正解です。

悪いところが痛みを感じやすい、という事実は存在します。

つらさを感じる箇所だけでなく、内臓の調子が体表面や近傍の筋肉の過敏なポイントとして出現するからです。

有名なものだと、消化器系の不調が背部や腰部、おしりの筋肉のこりや過敏なスポットとして出現するというもので、かつては診察のテクニックとして医師の臨床で使用されていたこともあります。

鍼灸の世界では、そういう

反応として出現した体表面の過敏点を刺激すると逆に内臓の調子を整えることができるという経験則を大切にしている

わけですが、現代医学では残念ながら十分に活用されていないというのが現実です。

また、自覚的なつらさを感じていなくても、潜在的に過敏な状態となっていることもあります。

マッサージや指圧を受けたことのある方は経験があるかもしれませんが、

「そんなところが疲れてたんだ」

というのが近い感覚です。マッサージや指圧も、強くやればどこでも痛みは感じさせることができるので、すべてがそうとは言い切れませんが（笑）

これが正解の方の半分です。

もう半分はまた次回お伝えさせていただきます。

【その4に続く】

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