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気分転換の方法

1.はじめに

 説教臭い記事を続けてしまったので(苦笑)、気楽なライフハックについて書いてみようと思います。私は飽きっぽい、怒りっぽい、ガッカリし易い、とロクな性格ではないのですが、それでもなんとか明るく振る舞って生きながらえています。ということで、ガッカリしたときの脱出方法について下記に述べてみます。大した話じゃないので気楽に、どうぞ。

2.ガッカリすると人はどうなるか?

 ガッカリすると私は動きが鈍ります。布団から出るのも億劫になりますし、外出するのもイヤになります。部屋は荒れ、洗濯物が溜まります。無理に外出しても街を彷徨うばかり、ドカ食いしたり、本をやたらに買い込んだり、まあ最低です。独り身ならば、荒れた生活を続けても誰もなにも言わないでしょうが、私は結婚していて相方がいますので表面上はあまり変わらない生活をするように気をつけます。するとますます、それがストレスになります。一般的に、そういうときに気分転換するための方法として次のようなことをすると良いとされています。

(1)友だちと話す

(2)旅行に行く

(3)美味しいものを食べる

(4)買い物に行く

(5)軽い運動をする

 どれも有効な方法だと思います。でもお金や時間がかかりますし、私みたいに友だちが少ないと(笑)数少ない友人に負担を掛けてしまいます。そもそもあんまり愚痴っていると嫌われちゃうかな?って思いますしね。あと旅行?運動?だるいなあ、面倒くさいなあって。

 でも、いずれにしても「動く」ことで憂さは晴れやすいということがわかります。それは身体を動かすことで血流が良くなるとか、太陽の光を浴びると元気になるように人間はできているとか、幸せは他人との交流から生まれるとか、色々な理屈はあるのでしょうけど、そうゆう話は脇に置いても、気分転換には物理的に身体を動かすことが気分を上げるためには良いわけです。

3.奥義(笑)

 さて早くもこの記事のまとめに入ります。上記のようなアクティブなことに挑戦する元気があれば、やってみることを勧めますが、スマホを握りしめたまま布団から起き上がれないくらい落ち込んでいるときは、次の方法を試してみてください。

(1)深呼吸をして、スマホの電源を落とします

(2)伸びをした後、起き上がって窓を開け、部屋の空気を変えます

(3)よろよろと洗面所に行って、流水で盛大に顔を洗います

(4)できればシャワーを浴びて、最後に冷たい水をかけて「うひゃあ」と叫びます

(5)少しちゃんとした服に着替えます。

(6)部屋を眺めてみて、ちらかっていたら少しだけ片付けます。ゴミが溜まっていたらまとめてゴミ捨て場に持っていきます。

(7)玄関の靴を整理します

ここまでできたら凄いのですけど、(3)だけでも気分が1%くらい上がります。できればいつもより長めに歯も磨きましょう。さて身ぎれいになったところで、まだ元気が残っていれば部屋の掃除を始めましょう。でもこれはなかなかハードルが高いので課題を分割して、まずは布団を上げてみてその周囲をきれいにするとか、洗面台を綺麗にするとか、一日一カ所綺麗にするのが良いでしょう。一週間もしてみると部屋中が綺麗になります。

 身の回りを綺麗にすると、確実に気分も晴れていきます。

なぜでしょう?理屈は簡単です。私たちは普段自分の身体や身体の中にある『魂』を「自分」だと思っています。「自分」は中身で定義することもできますが、自分の身体を取り巻く「外界以外」という形で逆に定義することもできるのです。なので、「自分」を変える、つまり気分を変えるためには「外界」を変えるのが有効なのです。顔を洗うだけで、少なくとも顔の表面温度は変わりますし、部屋を少し片付けば思考も少し整理されます。まずはゆっくりと立ち上がって洗面所に行きましょう。

記事はこれでおしまい。今日も良い一日を!

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