楽観主義で行こう!
1.楽観主義と悲観主義
世の中をどう見るか?という姿勢を大きく2つに分けると楽観主義と悲観主義になると思います。この記事では、普通の人がどちらの姿勢で生きた方が得かということについて書いてみます。参考文献は「オプティミストはなぜ成功するか」M.セリグマン著 です。
2.楽観主義ではまずい場合はあるのか?
上記の本には、楽観主義を使う際のガイドラインという節が設けられており、例えば「リスクの大きいことを計画する場合、将来の見通しが不確かな時は楽観主義は避ける」方が良いと書かれています。
さて、こう書かれてしまうと楽観主義を取りにくくなりますね。なぜならば、どのような態度で臨んだら良いかわからないとき、決断を求められるときというのは、例外なくリスクがあって、将来の見通しが不確かな場合だからです!ではどう判断すれば良いのか?という話になります。これは文化の違いも大きいです。
上記の本はアメリカ人が書いたものです。個人差はもちろんありますが、アメリカ人は日本人よりも元から楽観的な人が多いです。日本人が悲観的な考え方を採ることが多いのは遺伝的な要素があるという学説があるくらいです。でもそんなこととは無縁に次のような基準を設けることを提案します。
(1)原則、楽観主義で行く
(2)ただし、後で修復不可能なリスクがある場合(致命的な病気になる可能性が高い場合、生死に関わる判断、大きな経済的損失を伴う可能性がある場合)については悲観主義を適用して慎重に進める。
以上のように基準を設けて楽観主義で行くと、人生が楽になります。具体的には次のようなメリットがあるとのことです!
(1)寿命が延びる
(2)友だちが増える
(3)成績が上がる、仕事に成功する
良いことばかりですね笑
3.とりあえずのまとめ
外国に旅行に行くとわかると思いますが、日本ほど安全で清潔で秩序だった国は他にあまりありません。これはある意味、先人が悲観主義を上手に適用して慎重に社会を築いてきたおかげだと思います。ただ日本人は個人レベルではもう少し大胆であって良い気がします。別にゴミのポイ捨てを推奨するわけではなく、自分や社会が作り上げたルール通りに進まなくても問題ない場合が多いという意味です。たとえば学校をドロップアウトしたからといって、人生終わりではありません。就活で負け組になったからといって、逆転が不可能なわけではありません。一発逆転は常に可能なのです。失敗で気持ちが塞ぎ込んでしまい、挑戦をしなくなることこそがリスクです。身の程知らずで無鉄砲でも、他人を陥れたり傷つけたりしなければ色々試行錯誤するのは悪いことではありません。そのときに楽観的な姿勢で臨んだ方が成功の確率も高まるというのが統計が教える真実です。
ということで、『原則として楽観主義で行こう!』というのが、この記事で言いたいことでした!シンプルでしょ笑
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