個人でも始める身近なところのITコストカット
昨年コーチング関係で出会った友人との間での相談がった内容の紹介です。
個人事業主として独立して活動すると色々物入りですよねといった話の中をしています。
コロナ前からZoomでどこででもセッションが可能なコーチングはITとの親和性があります。
そして誰でも使えてだおよそどこでも繋がるスマホの4G回線は数年前に比べて通信速度が安定しているため、下手にポケットwifiなどなくても外でPCに繋げてテザリングというスマホの4G回線を借りてPCでネットが使える状態に簡単にできます。
その方が外でセッションする時にポケットwifiとか契約した方がいいですかね?とあったので、まずは今のスマホの月の支払い金額から聞いてみました。
メインキャリアのコスト高
現在の契約は大手3大キャリア、そして毎月1万円前後の支払いになっているとのことでした。
年間で考えると12万円超ですね、まとまるとなかなかの金額ですがこれも立派な通信費。快適にインターネットが使えることは大事ですが、この通信費が費用対効果が高くないと実に勿体無いお金になってしまいます。
もしこれが月5,000円に半分になるだけで年6万円の出費が抑えられ、その分別の有益なサービスを使ったりした方が便利ですね!
なので格安simに変更を提案することになりますが、先に抑えておきたい点を確認していきます。
抑えておきたい点
・エリア
格安simもいくつもありますが、何よりそれがしっかり繋がるか自分の住んでるところがしっかりとカバーされてるかが分からないと不安ですよね。
なので気になるところの格安simを提供しているサービスのサイト見ると地図でどこがしっかりカバーされているかが分かるのでそちらで確認します。
・キャリアメールのアドレス
大手キャリアのメールアドレスが別のキャリアでも格安simでも切り替えたら使えなくなります。
ただ近年Lineだったり色々なアプリによっての連絡がメインになり、あまり使うケースが減っているかと思います。
何よりキャリアメールは昔から迷惑メール対策等でシステムからのメールが届きにくいということがあります。(ドメイン指定しないと受信できないなど)
そのため、何かのサービス(それこそZoom等)のアカウント登録する場合はgmailなどのPCでも使えるようなメールアドレスをおすすめしたいので、よほどのことがない限りは利用しなくなってもいいかと思います。
もし何かしらのサービスに登録している覚えがある場合は念の為切り替えたり解約してからにしましょう。
・LineのID検索ができない
一部格安sim以外は年齢確認ができないのでLineのID検索が使えなくなります。
QRコード送って読み取ってもらったり他の方から連絡先送ってもらったりはできるので少し不便になりますが、割と当たり前に使えてるものが使えなくなるとストレスかと思うので覚えておきたいところです。
・連絡先の移行
連絡先の番号が消えたりすると困るので色々とありますが、こちらもキャリアのサイトにも移行の方法がしっかり書いてあるのでそちらをみて事前に対応しておきます。
個人的にはgmailなどに紐づけて移行するのが簡単でおすすめです。
格安simのプランの選択
あとは用途に合わせてプランの選択です。
気になる点は電話をしっかり使うか、ネットをどのくらい使うかです。
YouTube等を見るのは家にある回線/wifi等のネット環境で繋げて携帯の回線は使わなければ、仕事で外でテザリングを使うかどうかによります。
Zoomもテザリングでやると1時間で500MBほど使うので週1回やるなら2Gは最低必要になりますので、なんだかんだ6G以上ある方がよいかな?となります。
YouTubeやZoomなど音声と映像データがしっかりと利用されますが、メールや簡単なサイト閲覧程度であればそこまで必要ないので3〜6Gくらいでいいかもしれません。
他にもインスタグラムなど写真・画像データをよく見るアプリを使うならこちらもしっかりと通信量が必要なのでやや多めに取っておいた方がいいかと思います。
外でもwifiが使えるところが増えてきてるのでとりあえずの維持費を抑えてしっかりネットを使う時はwifi環境でというのもありですね。
この辺りは普段どのくらい使っているかなどを色々聞いてある程度必要な通信量をアドバイスしました。
格安simに変えてみて
実際に変えてみたところ不自由なく利用できたとのことでした。
また、ご両親も同じ大手キャリアであまりスマホを使わないのに同じように高いお金を払っていたようで、ご両親の契約も格安simに変えて月の支払いが1/3くらいになったとのことで、もっと早く変えておけば良かった!と言われるくらいでした。
どうしても長いこと使っているものを変えることも、使ったことのない格安simがよく分からないということも理解できます。
それでも個人の生活に密着している無駄なITコストは削減できるところが企業などと同じように多くあります。
もしご自身の生活の中でこれは高いかも?と思う通信費だったり、毎月支払うサブスクリプション型のサービスが本当に必要か分からず支払ってしまっている方がいましたら、まずはKASUGAまでご相談ください。