見出し画像

個人が活躍するために使おうZoom | その安定した通信環境

仕事でも、今年出会ったコーチングでも最近は色々なところでzoomが活用され始めていて割と当たり前になりつつあると感じています。

そんな時に先日浜松で行われた地域活動で情報発信あどデジタルメディアを活用しようというイベントにふらっと参加した際にもzoomの紹介があり、そのイベントで通信環境で苦戦されていたのを見て、普段zoomは使うけど通信環境までは意識したことないよという人に向けてちょっと情報をまとめてみたくなり書くことにしました。

読んでもらいたい方

Zoomを活用して、自身の事業やサービスをしている人

と、思ってたのですが、書きたいことはzoomに限らずスマホでFB見たりインスタ見たり、そんな時に「表示遅いなー」とか「全然表示されない!」と思ったことある人にも「へー」と思ってもらえたらと思うので気軽に読んで試してみてください。

今回のお話のゴール

・通信周りのちょっとした勘所を知る

・通信が不安定でも原因がなんとなく分かることで、心の平穏を保てるようになる

・あわよくば自身の環境の改善につなげれるようになる

まとめるとちょっと普段知らなかったり意識したことないところを知ってみることで、ITやツールに振り回されなずに目の前の取り組みたいこと以外に意識奪われないようになれたらと思っています。

早速ですが、こんなケースありませんか?

Zoomをしていると相手の画面が粗かったり音がズレたりしてちょっとストレス感じる通話やMTGに出くわしたことありませんか?

普段対面だとズレることのない音の情報(声・ことば)と、映像の情報(表情・周りの景観)がちょっとズレたり画質荒い感じだとそこが気になって集中できないかと思います。

これらはたまたまその時使ったwifiがよくなかったのかもしれませんし、家のwifiルーターが不具合起こしてたかもしれませんので、100%今回のお話のケースにマッチしないかもしれませんが、大体見ておきたいポイントを今回2つ拾ってみました。

知っておきたい電波強度と通信速度

通信速度の方はよく耳にしたり、youtubeとかよく見られる昨今、スマホのキャリア選択時でも気にされる人も多いと思いますが、その速度は具体的にどのくらいあるといいのか?などはあまり教えてもらう機会ないかもしれません。

そしてそれ以上にスマホやPCを当たり前に繋げているwifiの電波強度についてなんて日常会話で出ることほぼないかと思います。改めてこの2つを簡単に知ってストレスフリーなzoom環境を目指しましょう。

電波強度

言葉そのままで、Wi-Fiルーターからみなさんのデバイス(スマホやPC)へどのくらいしっかり電波が飛んでるかの強さです。

用語としてはRSSI(単位はdBm、数字はマイナス)と書かれているもので、この数値が-30dBm~-40dBmあたりだと安定しており、-60dBmより小さい(-70とか-80になっていくと小さい)とメール送信くらいがギリギリで出来るかな?くらいです。

この電波強度が低いのはルーターからの距離が遠かったり、壁や他の電子機器の干渉があったりするので、物理的な位置や物に依存しやすかったりすることを知っておくといいと思います。なんかインターネットの接続不安定だなと思ったらこちら調べてみると発見があると思います。

よくあるケースだと小さい会社のオフィスの会議室で、ルーターと距離が遠く、なかなかネット繋がらない・・・みたいなこともあるので、そんな時は子機置いたり、別のルーター設置なども考えてみても良いですね。

※他にも周波数帯や通信規格と他にも見るべき点もありますが、今回は割愛します。

通信速度

1秒間にどれくらいのデータがやりとりできるかの速度です。

Mbps、Kbpsといった単位をみたことがあるかもしれませんが、改めてこの数字がどのくりあのものかといいますと、10Mbpsであれば1秒間に10メガビットのデータが送られます。

ただし、このビットは普段目にする画像やExcel等のファイルサイズと違い0と1のデータの単位なので、PCなどで普段目にする10MBのファイルとかだと、バイト表示(1byte = 8bit)されているので、そちらに合わせて見ると1/8する必要があります。こうすると普段のファイルの大きさと転送される速さがなんとなく分かるかと思います

例)10Mbps / 8 = 1.25MB/s

さて、改めてこの通信速度がどれくらいあれば問題ないか?ですが

Lineやメールなどのテキスト:128Kbps〜1Mbps

Webサイト閲覧:1Mbps〜10Mbps

youtubeなどの動画(HDの場合):5Mbps〜

くらい確保できたらそこまでストレスなく使えるかと思います。もちろん早い(数字が大きい)に越したことはありませんが、今回は最低限使える数値を知っておけたら今の通信状態がなんとなく分かるかなと思います。

改めてインターネットでやりとりするデータの中で主に画像と動画のデータは重く(大きく)テキストは軽い(小さい)です。


電波強度の調べ方

百聞は一見にしかずなので、せっかくなので家のルーター、オフィスのルーターなど普段自身が使ってる位置で調べてみましょう。

Macの方

Macの方はデフォルトで入っている「ワイヤレス診断」のスキャンがすぐに試せて便利です。

iPhoneの方

色々アプリで出てますが、公式アプリのAirMacユーティリティダウンロードして使うのが個人的に使いやすかったです。

androidの方

androidが手元になく確認できませんでしたが、ネットワーク機器等出してるIODATAさんのアプリなどが怪しくなく試せそうです。

Windowsの方

WiFi Analyzerというアプリが有名そうですが、あまりよくない内容の情報もあったので試される場合は色々調べてみてから試してみてください・・!


私が今回試してみたのはこちら。

オフィスでメインで使っているWi-Fiの強度は-38でした。良かった安定してます。試しに壁隔てて遠くにあるルーターは-70〜-80となって繋いでみてもちょこちょこ切れますので、参考数値としては有益かと思います。

画像1


通信速度の調べ方

こちらも色々アプリなどありますが、今回はGoogle先生で「通信速度」と調べると一番目に出てくるNETFLIXが出してるfast.comで調べてみましょう。

こちらも試してみると先ほどのWiFiの通信速度はこんな感じでした。計測結果後に詳細ボタン押すとアップロード速度等も出ます。

スクリーンショット 2019-11-04 18.32.37

こちらで出てる下り12Mbpsはサイトみたり動画みたりとデータをもらう時の速度で、基本的にはこちらだけ早ければいいのですが、Zoomを使う場合自声や映像データを相手に送る必要があるので、こちらからデータを送る上りの速度も重要になります。

こちらの例これだと、上り45Mbpsで下りよりも早いですね!

Zoomで推奨される通信速度

巡り巡って本題のZoomではどれくらいの通信速度が必要か?ですが

ヘルプセンターには下記の通り記載があります。

・1対1のビデオ通話の場合:
高品質ビデオの場合は600kbps(上り/下り)、HDビデオの場合は1.2 Mbps(上り/下り)

・グループビデオ通話の場合:
高品質ビデオの場合は600kbps/1.2Mbps(上り/下り)ギャラリービューの場合:1.5Mbps/1.5Mbps(上り/下り)

1対1なら1Mbps、グループなら1.5Mbps以上はしっかりあるといいよとありますので、こちらが参考数値になります。

まとめ

普段なれた環境であれば問題ないですが、時に初めての環境でZoomを使わなくてはならない時など、大丈夫かな?と心配したり繋いでみたら全然音声がはっきり相手に届かなかったり相手の声が聞こえづらかったり、通信切れてどうしよう!とならないように事前に調べておけるといいかなと思い、そのためのまとめでした。

技術の進歩もあって、当たり前につかえるインターネット環境ですが、知らないままに使うと時に振り回されることもあるかと思いますが、そんな時は要点おさえておくことで、怖がらずに活用できるようになるといいなと強く思っています。

株式会社KASUGAでは「やさしいITパートナー」であることをモットーにIT導入・活用の支援をしています。


いいなと思ったら応援しよう!