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台中台北の本屋とリノベ建築、博物館を巡る旅 2023年9月<台中2日め その2>
大甲鎮瀾宮
台中駅から台湾鉄道に乗って向かった先は「大甲鎮瀾宮」
台湾鉄道は台中あたりでは、台中駅のある山線と海岸側の海線に分かれますが、「大甲鎮瀾宮」の最寄り駅である大甲駅は海線の駅です。海線は郊外の路線で車窓から見える町並みも山線とは違ってました。「台中駅」から「大甲駅」までは、一時間ほどでした。
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台湾の寺院は1箇所に多くの神々が祀られていますが、ここは別名「媽祖廟」と呼ばれており、媽祖を主神として祀られた廟とのことです。毎年4月頃のここの媽祖像とともに付き添う人々が、9日間かけて新港奉天宮まで巡行する「進香」の出発地としても有名です。内部は撮影禁止と聞いていたので、撮影は出来ず。ここの廟には地下があり、純金の進物や御利益の有りそうな宝飾品があり、あたかも年配者多めのデパートの宝飾品売り場のような佇まいがあったのは興味深かったです。
大甲文昌祠
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時間があったので、近くの大甲文昌祠をお参り。ここは勉強の神様とのこと。日本でいうと湯島天神や北野天満宮と言ったところでしょうか。
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主神の前には何やら立て札がありました。お祈りの言葉が書かれており、この通りに唱える必要があるとのこと。どこの誰とか?どの試験を受けるとか?等々
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肆序商行
休憩で近くのカフェ「肆序商行」へ。
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大甲駅のメインストリートから一本奥に入ったところにある小さなカフェ。席数も少なくかなりゆったり。コーヒーが推しらしいですが、ここでは台湾茶。
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臺灣府儒考棚
大甲駅から、154番のバスに乗り台中へ戻りました。夕食まで少々時間があったので、以前から気になっていた「臺灣府儒考棚」へ。
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儒考棚とは、中国の科挙試験が行われる会場で、清朝末期台湾、台湾省改編に伴い台中に建設されたとのこと。日本統治後は、役所の会議室等に使われたあと、この地に1924年に移築されたのち、警察施設として使われた施設とのこと。
2006年に市指定の登録文化財に指定され、2019年に修復。現在は大屋根で囲われ、施設の中に保存されています。
現在は、「臺灣府儒考棚X中島 GLAb」として、民間会社に委託され、カフェ&展示スペースとなっています。
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センスのいい書棚があります。セレクションは昨日行ったばかりの「本冊」
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築100年を超える木造建築でいたるところにその構造が見えます
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展示スペースは、香港の若手グラフィック系のデザイナーを紹介中でした。
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見学を終え、外に出ると、黒猫がお出迎え。
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かなりウェルカムな状況だったが、この直後、引っ掻かれました。尻尾の付け根を撫でたのがちょっと強すぎたのかもしません。
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台中市第四信用合作社
その後ホテルで一休みして、夕食へ。台中駅方面をぶらり。宮原眼科とともに有名な「第四信用合作社」。前回覗いたし、今回はスルー。宮原眼科同様、お土産には最適。パッケージはしっかりデザインされており、パッと見も良い。ただ値段の割に質と量は、それほどでもないので、自分だったら他のものを選びます。それにしてもかなり大胆なリノベーションなのでどうなんでしょうかね?
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宮原眼科
そのまま中山路を台中駅へ向かい「宮原眼科」へ。みんなが知っている宮原眼科。特に説明する必要はないですね。
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内部の凝っている内装に目を奪われますが、ハリボテ感は相変わらずです。
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やはり、宮原眼科の品物のパッケージは目を見張ります。徹底的なブランドの磨き方は勉強になります。
台湾陳沙茶火鍋
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宮原眼科と台中市第四信用合作社のちょうど真ん中の路地裏の鍋専門店。火鍋といえば、辛い鍋のイメージが強いですが、こちらは出汁ベースの鍋で、沙茶醤を中心とした調味料をつけダレとして食べます
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好きな具材が選べます。店の人がついて何を入れるかオススメもあり。
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細い路地にある店ですが、隣、その隣と拡張中。次行くときにはもっと大きくなっていそう。
東東芋圓 市府店
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ホテルすぐ近くのスィーツショップ。芋圓とは芋の団子のことで小豆等他の具材と合わせて甘いシロップとともに食べます。こちらは既に組み合わせが決まっており、番号で注文できます。シロップも甘ったるくなく、スッキリとした味です。今回は、パイナップルと緑豆とタロイモの組み合わせ
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