vol.15-2 途上国滞在中、どうやって体調管理している?病気とか怖くない?(延岡)
もう1ヶ月後にはウガンダなんですね!いいですね〜〜!
これまでとはまったく立場が異なる状況でのウガンダ渡航なので新たな発見や、逆にこれまでの考えがより深まった/強くなったことなんかがあれば、またどんどん共有していただきたいです。
というわくわく感が高まる一方で、当然、心配になることも増えてきますよね。家族や友人と会えなくなること、業務量が膨大になりしかも責任感も大きくなること、などなど。
今回のテーマである、病気や体調管理についても然り。
わたしも海外へ行く度に、あるいは帰ってくる度に周りから聞かれるのは「病気とか大丈夫なの?」「体調崩したりしてないの?」といったことです。
それぐらい、特に海外に一度も行ったことのない方からしてみれば、未知の世界で生活を送るわけですから、心配されるのも理解できます。
学生時代から合計すると、ウガンダやカンボジアなどでのいわゆる駐在生活は2年弱になりました。この間、大きく体調を崩したことは一度もありません。軽度の体調不良(せき、鼻づまり、頭痛など)はたまにありますが、体調不良を理由に仕事を欠席したことも皆無です。食中毒など、お腹を壊したこともないんです。
そんなわたしが、どのように体調管理をしているのか。
「心と身体はつながっている」とよく言われますし、わたしもそう思います。ただ、今回は心の面には触れず、身体における管理方法について7つのポイントに絞って具体的にお伝えしますね。
あくまでも、わたし個人の経験をもとにご紹介するので、学術的な根拠が乏しいものもあります。参考にされる際には、自己責任でお願いします(笑)
基本的には「郷に入れば、郷に従え」のスタンスです。
①現地の人たちと同じように対処する
先に、予防ではなく対処法のお話をします。
カンボジアでは特に、雨季から乾季に、乾季から雨季に、といった季節の変わり目には現地人スタッフの体調不良が多発します。現地に住んでいる人たちも同じ人間なので、病気や体調不良と無縁な生活を送っているわけではありません。
裏を返せば、その国、その地域の治療法が存在するわけです。
わたしが駐在しているカンボジアでは多くの人が、体調が優れないときには「コックチョル」と呼ばれる民間療法を受けに行きます。英語では「コイン」と言えば伝わります。
体にオイルを塗って、コインや棒状の金属片を使って背中や腕、鎖骨あたりをごりごりと引っ掻くのです。それによって内出血を起こし、血流をよくすることで悪い血が流れていく、といったものです。
わたしも挑戦したことがあります。そのときの様子はブログにて紹介していますのでご覧ください。ただし、本当に閲覧注意です(笑)
他にも、虫に刺されてか、アリに噛まれてか、くるぶしからつま先にかけて水膨れが酷かった時期がありました。ほぼほぼ治りかけの時に、村のおばちゃんたちに囲まれてかさぶたを全部剥がされ、「薬」という名の野生動物の脂肪分を、カラスの羽で塗りたくられたこともあります。
「おばあちゃんの知恵袋」という言葉が存在するように、古くから蓄積されてきた生活の知恵はどこにでも存在するはず。「その土地のことを一番よく知っているのは、そこに住んでいる人たち」というのがわたしの基本的な考えです。
そのため、体に何か異変を感じたときには、まず現地の人たちに対処法を請うようにします。
②できる限り、現地の料理を食べる
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