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「夫」ではなく「旦那さん」と呼びたくなった理由
最近、「夫」という呼び方に違和感を感じ始めました。
“なんでだろう?”って、
その理由を、深堀りしてみました。
私は小学生の頃から、結婚したら絶対に、
配偶者を「夫」と呼ぶと決めてました。
小学校5,6年生のときに、家庭科の先生が、
配偶者のいろんな呼び方、成り立ちの歴史を教えてくれました。
配偶者の呼び方は、
日本語にたくさんあります。
「夫」「旦那さん」「旦那」「主人」「亭主」「ダーリン」など。他にもありそう。
私はそのとき、
結婚したら、絶対に「夫」を使おう!
と決めました。
その理由は、先生の話を聞いて、
「夫」はフラット、平等なイメージを持ったからです。
「夫」の隣には、
対等な「妻=自分」がいる、
と想像し、
その「夫」と「妻」という自立したイメージに、
素敵だなぁと、憧れました。
※小学生の私に、このような言語化はできなかったけど、おそらく、それに近い感覚を持ちました。
そして、それから月日が流れ、
結婚することになり、婚姻届を出したとき、
長年の願いが叶って、
「夫」という言葉を使えることに、
うれしくなりました。
「夫」が私のことを対外的に
「妻」と呼んでくれることも、
同時にうれしく思っていました。
それが最近、
なぜだか「旦那さん」と呼びたくなってきました。
これは私の心に変化があったからです。
少し前から、
いろんなこと、がんばるのが嫌になってしまいました。
がんばってるのに、
これでは幸せになれない。
幸せになる方法は、別にあるのではないか。
と、気づきました。
論理的に思考したり、お話できない自分を責めたり、
賢くない自分を責めて、
本を読んで、
論理的思考を身につけられるように
がんばってきました。
仕事も早く人に追いつきたい!
と思い、自分なりにがんばってきました。
でも、がんばってもまだ満たされず、
完全に幸せになれてないし、
まだ欠けてる感は消えなくて、
もっと優秀な人はたくさんいるし、
逆に、
どんどん私は、かわいげのない女になっていることを自覚しました。
周りのかわいげがあって、
ピュアで、素直な女の子たちが、
私にはまぶしくて、
それを捨てた自分に泣きました。
そして、
自分のかわいげのなさを自覚したら、
もっと、できる人に頼ろう。
もっと、男の人に頼ろう。
がんばるのを手放そう。
もう、降参しよう。
そんなきもちが湧いてきました。
夫と平等である必要はないし、
夫と張り合ったり、
勝とうとする必要はない。
長きにわたるこのような洗脳が解け、
夫と平等であろうとする部分を、
手放せつつある気がします。
「夫」は、同時に「男性」に置き換えることもできますね。
「旦那さん」「奥さん」という言葉の響きには、
愛らしさ、かわいげがあるなぁと、思えてきました。
もう学ばない、学ばなくてよい。
そう決めたら、心が軽くなりました。
そして、自分はすでに持っている、
という自信も生まれてきました。
今は、ゆっくり休養したい気分です。
休養のあとに、
どんな自分が出てくるのか、
楽しみでもあります♡