悔しいきもちの癒やし方
私の中には、長年、
人と比べるという価値観が存在しています。
人と比べてしまって、劣等感を感じ、
落ち込むことを繰り返しています。
他の人にはできて、
どうして私にはできないのか。
できなくて悔しい。
そんなきもちを、
セルフヒプノセラピー(自分で自分に催眠をかけて癒やす)をして、
癒やしてみました。
ヒプノセラピーとは、こちら♡
そのときのメモを見ながら、
記憶と感情を辿りながら、
綴っていきます。
テーマ:私にはできないことがたくさんある
🔴1つ目のシーン
自分で自分に催眠をかけた私は、
小学校4年生に戻りました。
体育の授業で、運動場でポートボールをしているようです。
※ポートボール…バスケットボールに似た競技。ゴールの代わりに、人が台の上に乗って、ボールをキャッチする。
私はポートボールのやり方がわからなくて、
やりたくないと思ってます。
なんでみんな簡単にできるんだろう、
それなのに、私は全然できない、
と感じています。
やり方を先生が教えてくれたはずだけど、
こういう新しいことをするとき、
私は中々、感覚でできません。
例えば、本を読んで言語化された文章を見たりとか、自分が頭で納得しないと、動きづらいです。
そんなわけで、私がポートボール下手すぎるから、
同じグループの友だちによく怒られていたのを思い出しました。
今回、ヒプノセラピーをして気付いたのは、そもそもポートボール自体、興味なくてやりたくないから、
全然集中してなくて、入り込んでなかったこと。
だから、ルールもよくわからなかった、わかろうとしなかった。
そう気付きました。
🔴2つ目のシーン
さらに時代をさかのぼって、
4歳の頃の私に戻りました。
お祭りのシーンです。
私はピンクっぽい浴衣を着ています。
そして、お祭りの屋台で、
ヨーヨー釣りをしているようです。
でも、ヨーヨーを釣ることができません。
糸がすぐに切れてしまうから。
隣にいた子たちは、
ヨーヨー釣れているように感じ、
「いいなぁ」とうらやましく思ってます。
こういう光景、
よくあった気がします。
でも、大人になった私が、
ヒプノセラピーを通して、同じ場面に立ち会い、
大人の私がよく見ると、隣の子たちもヨーヨーを釣れてないことに気付きました。
子どもの目線では、
たしかに隣の子たちは釣れてるように見えたのに不思議!
🔴2つのシーンを経て湧いてきた学び
🌟みんなできていて、私だけできてないことがあるように思えるが、よく見るとそうでもないこともある。
🌟私は不可能に近いことをやろうとしている。それはすぐに切れてしまう糸で釣る、ヨーヨー釣りと同じように。
🌟「どうしたらできるようになる?」と考えることは、よいこと。
「どうしたらより良くなるのか」
向上心を持って、
そう在ろうとする姿勢は美しいです。
ただ、注意しなくてはいけないのは、
それを人と比べて価値を図ること。
人と比べるということは、
人より優れているという「優越感」も、
人より劣っているという「劣等感」も、
両方持ち合わせているということです。
セルフヒプノセラピーのおかげで、
劣等感は薄まったけど、
優越感はまだあります。
本当の意味で、劣等感をなくすには、
優越感すら手放す必要がある気がしています。
優越感についても、
その感情が湧いてきたときに、
また、セルフヒプノセラピーしてみようと思います。