モバゲーで「自分の名前使っちゃダメでしょ!」と母に怒られたあの日
昔々ガラケー全盛期に大流行りしたモバゲー
というサイト。
色んな人が集まる掲示板での交流、今はもうなきFlashゲームも出来て(デップシリーズが大好きだった)、更には当時大流行していたケータイ小説も読み書きできるという画期的なSNSだ。
携帯を買ってもらったばかり小学生の私も、興味本位で会員登録を試みた。
会員登録するときに私はとりあえず自分の本名で登録しようと、そのまま入力。
今ではあまりないパターンだが、その名前が既にどこかの誰かに使われてて登録できず。
仕方ないのでそのまま母親に相談し、「どうしたら登録できると思う?」と聞いてみた。
母親が画面を見ると急に「本名なんて使っちゃダメでしょ!」と鬼のように怒られた。
え、なんで急にそんな怒るの?なんで使っちゃダメなの?と頭が混乱していると、
ネットにはどんな人がいるか分からないし、本名で自分が特定されるかもしれないから危ないよと教えてくれた。
その時はそういうものなのか?と実感はなかった
しかし、今思えば確かに小学生が本名を使うのは不審者ホイホイ過ぎると理解できる。
あの後結局、モバゲーの登録名は母親の好きな漫画のキャラに記号入れた名前に変更させられることになった。
幼いころからちゃんとしたネットリテラシーを教えてくれた母親には感謝している。
しかし、ネットで名前を晒すことにためらいがない今の風潮についていけない自分もいる。