【ねことわたしの奇妙なめぐりあわせ】

わたしはねこが好き。今までの40年間の間に4匹のねこさんと巡り会ってきました。ねこって、犬みたいに飼い主のいう事は聞かないけど、たまに甘えてくると、とっても嬉しい。肉球の弾力もぷにぷにしてて、押すと気持ちいですよね。なんと言っても顔がかわいい。今までのねことわたしの歴史を振りかえってみた。

1匹目:チンチラのみーちゃん
小学校の低学年の時になぜか両親が1匹の子猫をもらってきた。白の毛がふさふさのペルシャみたいなチンチラという猫だった。稼業が牛乳屋を営んでいたので、ミルクと名付け、短くしてみーちゃんと名付けた。手のひらサイズで内気ですぐにものに隠れるねこちゃんだった。でも大きくなるにつれて、すこしずつ膝の上にのるようになって、小学校6年生くらいまで生きた。気品のある顔でとってもかわいい女の子だった。ねこのおかげか、優しいこころがそだてられた気がする。このねこが人生で一番すき。

2匹目:チンチラのちび
みーちゃんと1年違いで2匹目を両親がまた譲り受けて来た。こちらも子猫でちいさかったので、名前をちびにした。みーちゃんと仲が悪く、いつもケンカ。ねこ同士も色々あるんだなぁ~と思った。顔がシュンとしてて、キレイ系の顔立ちだった。ヒトにはなつかなかったなぁ~

3匹目:クロ
ちびが亡くなってからは動物はしばらく飼っていませんでした。大学生になって道を歩いている時に、子猫がうしろをくっついてきました。ず~っと歩いてついてくるし、目が垢でくっついてて、かわいそうなので、とりあえず近くの動物っ病院に連れて行って相談しました。目の垢はとってもらったのですが、病院では引き取れないと言われ、ほっとけないので、家に連れて帰りました。それから、大学に行きながらねこと過ごす生活が始まりました。授業中も先生に許可をもらって同席させてもらいました。校内でもちょっと有名になったおかげで、友人から引き取りたいと言われ、譲ることができました。いつも私の首のまわりに乗ってちょこちょこしてて、かわいかったです。

4匹目:みーちゃん(2代目)
クロを譲ってしばらくして、夜ジョギングをしていたら、ねこの鳴き声が聞こえました。どこかな~と探していたら、公園の隅の箱にねこがいました。弱々しく泣いていて、ほっとけずまた、家に持ち帰って面倒を見始めました。ねことよく出会うなぁ~と思いました。かなり体力が落ちていたので、次の日すぐ病院に連れて帰り、再びねこと大学生活が始まりました。当時は冬で寒かったので、学校に連れて行ったり、家に置いておいたりしました。順調に体力が回復していったのですが、3カ月後、突然亡くなってしまい、世話がたりなかったのかもしれません。しっかりと埋葬してお祈りをしました。

これまでねこ4匹と人生を歩んできました。それぞれねこも性格が違って、愛情を注いだ分、なついてくれた気がします。人の愛情を育てる面で動物を飼うことは非常に有効だと感じています。私の娘も動物が好きで、えさやりが超すきです。たまに一緒にねこカフェに行くと、4~5時間いすわるほどです。いつかまた、運命のねことめぐり逢いたいな~と思っています。今まで出会ったねこが私と出逢い、幸せだったと思ってくれているといいなぁと思います。世界がねこと愛情であふれることを祈っています。

ねこ愛好家より


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